【WordPress】1行10文字のコードで、アーカイブ投稿ごとのタグ一覧を出す方法(the_tags())
| 更新: 2024/05/15 | 1581文字
今回はWordPressファンクションで、1行10文字のコードで、アーカイブ投稿ごとのタグ一覧を出すというのをやってみます。タグ・タクソノミー取得方法はいっぱいありますが、おそらくこれが一番シンプルです。さっそく確認していきましょうか。
目次
タグ一覧つけたい状況~著作権フリー無料曲サイトで、雰囲気をタグで管理している
管理人の持っているサイト、著作権フリー無料曲サイトSSFです。以前調整したときにアーカイブにカテゴリーはつけていたんですけど、タグはまだついていませんでした。
このサイトは曲の雰囲気みたいなのをタグで管理していて、いろいろな種類があるので、一覧に出せるとユーザーが使いやすいかなという想定です。
1行10文字のコードで、アーカイブ投稿ごとのタグを出すコードと表示例
一番シンプルなのはこれです。アーカイブ・メインループ内なのでパラメータ渡さなくても大丈夫です。メインループ外であれば投稿idを渡す形になります。
そのほか、CSSで成形したければ、要素で囲んで任意のclassをつけます。
the_tags() developer.wordpress.org
https://developer.wordpress.org/reference/functions/the_tags/
表示例
アーカイブ一覧に、このようにリンク付きのタグリストを出力できました。リストですけど、htmlマークアップはaタグです。liタグで出したい場合は他に方法があります。
上記の例ではaタグが出力されましたが、『タグの名前だけほしい』ということがあるかもしれません。その場合はget_the_tagsでタグのオブジェクトを取得して、nameにアクセスします。管理人は以下のように書きます。
$tagobj = get_the_tags();
foreach ( $tagobj as $value ) {
echo '<span classs=”tags”>' . $value->name . '</span>'.' ';
}
?>
タグのオブジェクトで使われがちなのは『term_id(タクソノミid),name(名前),slug(スラッグ),count(記事個数)』あたりでしょうか。タグでは使われませんが、階層構造があるタクソノミーの場合は『parent(親カテ・親タクソノミー)』も使うかもしれません。
get_the_tags() developer.wordpress.org
https://developer.wordpress.org/reference/functions/get_the_tags/
あとがき・まとめ
- WordPressのタグ一覧をリンクでほしいときは、the_tagsがシンプル
- 『名前だけほしい』『任意のマークアップで』のときは、get_the_tags
まとめると、こんなところでしょうか。似ている名前ですが機能は結構違います。状況に応じて使い分けていきたいと思います。
【カテゴリ】- WordPressファンクションetc
【タグ】- WordPress