【サーバーサイドJS初心者がやってみる】node.jsインストール&コンソール文字列出力、setTimeoutで遅延させて出力やってみた
| 更新: 2025/04/12 | 2923文字

今回は、フレームワーク『node.js』を扱ってみます。管理人はWordPress,PHP,javascriptあたりはお仕事で結構扱いましたが、サーバーサイドJSを扱うというのは初めてなので、ちょっと心配でした。初心者ができるかどうか、さっそく見ていきましょう。
目次
node.jsとは?→特に説明不要、サーバーサイドでjs扱うフレームワーク
javascript扱っていると、フロントで非同期処理や遅延みたいなのをやることはあるんですが、node.jsではサーバーサイドで行うことができます。『リアルタイムに非同期処理でアクセスをさばく』、『クロスプラットフォームに対応』、『クライアントサイド/サーバーサイドどちらでもjavascriptで書ける』みたいなメリットがあります。
いろんなwebアプリケーションで使われていて、当サイトでは説明不要な気がしますんで、関連キーワードで検索するとか、AIに質問を投げるとかしてみてください。
node.js日本語公式
https://nodejs.org/ja
node.jsインストール方法は?
いろいろあるんですけど、管理人は『win11/64bit環境に、インストーラーで入れる』という形にしました。たぶんこれがラクだと思います。スタンドアロン版を落として、ユーザー環境変数でパス通す、みたいなのもやりましたが、やっぱり前者がラクでした。
公式サイトのダウンロードページから、インストーラーをゲットしてきて実行します。
node.jsインストーラーダウンロード
https://nodejs.org/ja/download
とりあえず、フォルダは標準のC:program filesに入れます。
あと、インストール時のオプションについて。メイン実行環境は当然としても『npm』『add to PATH』あたりは必要性が高いのではないでしょうか。管理人はとりあえず全部入れています。選べるオプションは以下の通り。
また、スクショを取り忘れてしまいましたが、このあとに『追加ツールインストールするか?』みたいなのも出ます(管理人はいれませんでした)。
node.js runtime |
メインの実行環境とか |
---|---|
corepack manager |
npm、yarn、pnpmなどのパッケージマネージャーを管理する |
npm Package Manager |
よく使われるパッケージやライブラリ管理のやつ |
online documentation |
たぶん開発用のドキュメント(未確認) |
add to PATH | 環境変数のパス通すやつ。npm modulesはカレントユーザー有効 |
さくっと調べただけなので、詳しくは公式ドキュメントや専門書籍なども読んでみてください。
あとはインストールを進めましょう。
完了したようですね。ローカル環境は、わりとサクッといけそうです。問題は共用レンタルサーバーとかだと、インストール権限がなくて使えないので、マネージドクラウドとかになってしまうケースが多いことですかね。
nodeやnpmのコマンドを使って、うまくインストールされたか確認しよう
それでは、nodeやnpmの簡単なコマンドを使って、うまくインストールされたか確認してみます。『node -v』はnodeのバージョン、『npm -v』はnpmのバージョンを確認することができます。インストールしたのに『コマンドが見つかりません』みたいなメッセージが出るときは、パスが通ってるかなどを確認します。以下のようにコマンドプロンプトで売ってみました。
npm -v
それぞれバージョンがでてきたので、大丈夫そうですね。次の段落では、サーバーサイドでよくやるコマンド操作を使って、nodeでjavascriptを扱ってみます。
console.logが書いてあるjavascriptファイルを、nodeで実行してみる
まずは、こんな感じでconsole.logとメッセージ・顔文字が書いてあるjavascriptファイル(名前test.js)を作って、適当にデスクトップに置いておきました。cdコマンド(change directory)でデスクトップにまず行って、それからnode test.jsで、実行します。
node test.js
こんな感じで、コマンドプロンプトでjavascriptファイルが実行されます。次は管理人も案件でしょっちゅう使ってた(処理が遅いやつの開始を遅らせないと動かないときとか)、遅延もかけてみましょうか。
nodeを使ってconsole.log出力をsetTimeoutで遅延させて実行する
次はこんな感じで、先ほどのtest.jsにsetTimeoutで遅延処理をいれてみました。後ろのパラメータの5000は5000msで、5秒遅らせてHello worldと顔文字が出るはず。コードは以下の通りです。
setTimeout(function(){
console.log("Hello world! (ゝω・)v");
},5000);
なお、ファイル場所・ファイル名は変えていないので、コマンドはさっきと一緒です。
コマンドプロンプトで実行すると、まず『5秒まってね』がでます。
5秒後に、Hello worldと顔文字がでてきました。phpでもsleepかけたりcronのタイミングを調整したりしたけど、こういうのはjavascriptのほうがやりやすい(また、フロントから入った人は慣れてるケースが多い)のではないでしょうか。
あとがき・まとめ
- node.jsはレンサバは対応していないことが多いが、ローカルはインストーラー使うと楽に構築できる
- node -vなどバージョン出力コマンドで入ったか確認できる
- コンソール出力や遅延はjavascriptまんまで書けるので、フロント寄りだと理解しやすい
まとめると、こんなところでしょうか。難しいイメージがありましたが、わりとサックリできたかなと思います。この後はnodeでサーバーを立ち上げるとか、データベースと通信したりみたいなのもやってみます。
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