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【音楽収益化失敗】フリー曲素材サイトって広告収入入った?→3ヶ月で140えんです。

更新: 2024/02/16 1719文字

【音楽収益化失敗】フリー曲素材サイトって広告収入入った?→3ヶ月で140えんです。

今回は、『音楽活動収益化』についてですが、当サイト管理人的に『失敗だったな~』と思ったポイントをお伝えします。 『音楽活動収益化・プロ化』みたいなサイトが一時期増えましたけど、『現実はこんなもんですよ』っていうのを踏まえて、リソース投下するべきか検討いただければと思います。さっそく状況をみてみましょう。

管理人がもつ音楽活動収益化失敗(定義:手間がかかったわりにお金にならない)のサイト

たまに、開発関連記事このサイトに登場していた『著作権フリー曲素材サイト』が、実は収益化失敗例です。 オープンしたのが2016年の11月くらいで、現段階で約2年になります。

曲数は『60曲』あり、ある程度トラック数を限定しているとはいえ、 『音楽制作自体がかなり手間がかかる(高速で作っても、1曲数時間かかる)』 『そもそもライバルサイトが多い&規模が大きい』 『一般ユーザーが読むコンテンツより、利用者の母数が少ない』 という理由により、収益化は苦戦しそうです。実際はどうなったかみてみましょう。

リアルな数字(pv・広告収入など)

曲数を増やしてアクセス数を上げた段階でアドセンスも導入しました。しかし、結局月間PVは『600~800pv』程度に(笑) (動画制作者など向けなので、利用者の母数も少ない。月間何万PVもあるのは、昔からある、1000曲とか載っている大規模サイトのみ)

収益はクリック保障型バナー広告をを3ヶ月つけて、『約140円』でした。 音楽で生活するのは難しそうですね~(棒)他のサイトだとアドセンスで月10000以上とかになったりするので、かなり低い数値となります。

どうすれば、収益化失敗を避けられたか?

規模拡大・曲数増加

60曲程度だと、このように大してお金になりません。これではまだ小規模サイトということです。『外部クリエイターを呼ぶ』『単純に記事・曲を増やす』など、規模拡大が必要です。実際ライバルサイトが、曲数が多い(100曲以上)や複数のクリエイターが参加して規模が大きい、という実情があります。

クリック単価が上がりそうなジャンルに合う曲に絞る

『コーポレート向き』『セミナー向き』『サロン向き』みたいな感じで。無差別よりは単価があがりやすいかも(アドセンスの場合)。

そもそも、失敗とか気にせずゆったりやる

上記のサイトについては、このスタンスでゆっくりやってもよいかなと思います。気が向いたときにマイペースで。daw市場が完全に死んで(たぶん市場は死ぬと思います。コモディティ化が酷い&情報過多)、音楽クリエイターやる奴がいなくなったときには、脚光をあびるかもしれません(笑)

あとがき・収益化は失敗したが、サイト開発関連でのメリットはあった

収益化は失敗しましたが、ワードプレスでテーマをがっつり改造してつくったので、『PHPプログラム・ファイル構成』などのスキルやアイデアがあがったという点で役に立ちました。それに、デザインやロゴはちょっと気に入っています。

基本的には、他ブログメディアを優先的に更新して収益化し(複数持つ場合は、サイト間の優先順位も大切です)、フリー音楽素材サイトは気が向いたときにやる方向でいきたいと思います。あとはアドセンスやるときとかもそうですけど、『音楽関連コンテンツの収益性は、手間のわりには高くない』というのも押さえていただければと思います。

*(2021の追記)現在では、『90曲以上まで増やす・検索システム・一覧オーディオ出力実装・バーチャルキャラ投下』などを行っています。これ一本で生活できる状況ではありませんが(数千円アドセンス)、ユーザーとの接点にはなりました。


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