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【2万円くらいでゲーミング環境構築】GT1030-SL-2G-BRKと1万円中古PCで、激安ゲーミングPC制作

更新: 2024/02/10 4780文字

今回は番外編で、久々にハードウェアです(管理人はハードウェア苦手です)。2022年にPCが火をふいて壊れたので、安い中古PCを買ったんですけど、それにグラフィックボードなどを足してゲームができるようにカスタマイズしてみました。予算は2万円ちょっとです。さっそく、内容やパフォーマンスをみていきましょう。

中古激安PC・もとの状態(おそらくdellのVostro3800・¥10,560・VRAM少ない)

まずは、2022年夏に、PCが壊れたので買い換えました。 dellのスリムタワーPCで、サイドには『Vostro』とかいてありました。これでモデル名とか検索できそうです。

レシートが残っていたので確認。購入価格は『¥10,560』でした。買ったお店はBOOKOFF SUPER BAZAARです。SUPER BAZAAR型のお店だと、本やCD・ゲームのほかに、PC関連のものも売っているので助かります。 (お仕事がいくつか入っていた段階でPCが壊れたので、急いで取得する必要があった)

搭載CPUは『pentium Dual-Core G3260 3.3GHz』です。最近のintel Core i14世代とかにくらべるとパフォーマンスは明らかに落ちますが、急いでたので仕方ありません。なお、メモリは壊れた方のPCから外して取り付けたので、16GBになっています。

メモリはどうにかなったんですけど、6~7年前のエントリモデルなので、VRAMがヤバいです(笑) 224㎆だって。プレステ1時代のゲームをリマスターしたくらいなら、スムーズに動かせるようですけど(例:ファイナルファンタジー8リマスターなど)

マニュアルなどが付属していなかったので細かいことは不明ですが、モデル名『Vostro』と、『pentium Dual-Core G3260搭載』という点から、以下のモデルかなと推測できます。(kakaku.comで調査)

グラフィックボードや各種コントローラを入手し、steamをインストールしてゲーミング環境を整える

シンプルなゲームなら、上記のPCにusbコントローラつなげただけでなんとかなるんですが、よりいろいろなゲームをプレイできるように、環境も整えていってみます。 ここでは『グラフィックボード・コントローラ・プラットフォーム』を見ていきます。

グラフィックボード(ASUSTek NVIDIA GT1030搭載ビデオカード GT1030-SL-2G-BRK)の入手・取付

まずは、VRAMが少なすぎるので、グラフィックボードを増設しましょうか。『スリムタワー』ということで、『LowProfile用ブラケットが無いとネジで固定できない』『搭載されている電源が小さい』という2点を考慮し『ASUS GT1030-SL-2G-BRK』をチョイスしました。

アマゾンでは¥13000くらいで出ていますけど、管理人は運良く『yahooショッピングで中古:¥6,750』で入手しました。

それでは取り付けていきます。箱はイキったデザインなのでスルーで(笑) ドライバや関連ソフト(GPU Tweak II:温度チェックやオーバークロックモードなどの設定ができる)は、付属のディスクからインストールしました。

あとはPCをあけて、PCI-Express スロットに取り付けます。このモデルの特徴はファンがなくてヒートシンクで冷やす形式なので、音が静かですね。

そして、グラフィックボードの出力にディスプレイを繋げます。『スリムだとLowProfile用ブラケットが無いとダメ』の理由は、LowProfileじゃないとここからはみ出て固定できなくなるからです。

コントローラその1:サンワサプライJY-A39U8(¥1200でゲット)

で、グラボ増設の次はコントローラを調達します。管理人が子供のころはゲーセンも結構あって、その感覚でプレイしたいからアーケードスティックをゲットしました。 こちらは旧モデルにつき、アマゾンマケプレにて¥1200でゲット

気軽にゲーセン感覚で楽しめますが、このモデルは重量が512gと軽いので、激しい操作だと浮いたりして気が散ることがあります。 私はライトゲーマーなので気にしませんが、精密動作が要求されるようなジャンルを追及している場合は、さらに1~2万円予算をとって、重量があって安定するアケコンを導入したほうがよさそうです。

コントローラその2:ELECOM JC-U4013SBK(ヨドバシにて¥2180でゲット)

アケコンの他、ps3,4,5・xbox系のモダンなゲームにも対応できるようなコントローラもゲット。こちらは近所のヨドバシカメラで¥2180でした。管理人は『小さい子供の時に、ファミコンが無茶苦茶流行った世代』であると認識していますが、十字ボタンよりアナログスティックがあった方がプレイしやすい印象です。

また、ELECOMの旧世代モデル(JC-U2912シリーズ)も所有していますが、こちらはレビューサイトなどで『ボタンの耐久性が低い』といった事例が報告されているようです。実際、管理人の持っているJC-U2912FBUは、左側のトリガーボタンがカパカパ鳴ってるという症状が発生していました。

しかし新しいJC-U4013系については、100h以上操作したところ、ボタンがヘタる感じもないので、ボタンの耐久性は上がっているといえそうです。しかし、左手人差し指で、連射機能を間違ってonにしないなどの対策は必要です。

ゲームのプラットフォームは、Steamをチョイス

管理人はTVやPS、nintendo switchなども持っていない&PCでゲーミング環境という趣旨なので、プラットフォームはSteamをチョイスしています。 最近では、『Steam・PS・xbox・nintendo switch』のように、マルチプラットフォームで出すメーカーが増えましたね。また、以前言われていた『おま国(お前の国には売ってやんねー)』も、最近はそこまでひどくない気はします。

Steamについては、検索すれば関連サイトが大量に出てくるため、ここでは解説は行いません。

GT1030-SL-2G-BRKと1万円中古PC(pentium Dual-Core G3260搭載)のパフォーマンスについて

だいたい2万円くらいでゲーミングPCができたわけですが、肝心のパフォーマンスはどうなのでしょうか。ここではベンチマークツールや、管理人がsteamでゲットしたゲームなどで、パフォーマンスをチェックしていきます。

ファイナルファンタジー14公式ベンチマーク

PCゲーム系のyoutubeなどでも性能テストによく使われるベンチマーク。スコアで判定し、15000以上だと『非常に快適』1000未満で『動作が困難』というような評価になるようです。スペック的に心配なので『1920×1080・標準品質』をチョイス。

『スコア:6598,やや快適』という評価になりました。標準品質に加え、エフェクト品質などを少し下げると、快適動作が狙えそうです。

redout(レースゲーム・推奨グラフィックGTX 960以上)

f-zeroとwipeoutを足して2で割ったような、スピード狂のためのゲーム(笑)ローポリですが派手で、推奨グラフィックはGT1030より性能が上のGTX 960以上が推奨されています。結論としては、少し設定をいじれば、十分スピード感をキープできそうです。

解像度品質は100%でいいんですけど、アンチエイリアスなのど項目を『最高→高や中』に変える感じです。このゲームは多少グラフィックが荒くなっても、スピードをキープしたほうが楽しいです。

IS Defense(固定砲台型FPS 推奨グラフィックGTX 670以上)

『北アフリカを制圧したISISがヨーロッパまで攻めてきたので、上陸してこないように倒す』みたいな、日本のデベロッパーからは出てこなそうなゲーム(笑)こちらについては、固定砲台型ということもあり、設定をいじらなくても、特に気にならずにプレイできるようでした。

Project Wingman(フライトアクション・推奨グラフィックGTX 1070以上)

エスコンやサイドワインダー好きな方向けのフライトアクション。これについては、オプション設定をかなりいじりました。エフェクト系はすべて『最高→中』くらいにしたところ、スムーズに動作する感じでした。

かかった費用まとめ

PC本体¥10,560
GT1030-SL-2G-BRK¥6,750
アケコンJY-A39U8¥1,200
パッドJC-U4013SBK¥2,180
合計¥20,690

(*メモリ・ハードディスク・キーボードなどは、破損したPCから外して流用)

あとがき・まとめ

  • GT1030-SL-2G-BRKは、性能はそこそこだが消費電力が30Wと低く、ファンレスで静か
  • GT1030-SL-2G-BRK&pentium Dual-Core G3260でメモリ16GB積んでも、最近のゲームではグラフィックを少し落とすなどの設定が必要

というところでしょうか。最近のハイエンドゲーミングPCの値段を考えると、かかった費用の割にはパフォーマンスは良いかなという印象です。 スリムタワー型で電源も少なかったのであまり選べる状況ではありませんでしたが、大き目のPCだと、グラフィックボード選択の幅が広がりそうです。


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