【M3・2019春見学】会場行き方や雰囲気・出展時に意識したいポイントは?
| 更新: 2024/02/16 | 2872文字

今回は、音楽やマルチメディアコンテンツの展示即売会・M3に見学に行ったので、その様子をお伝えいたします。 管理人も、将来的にはゲームやwebコミック・読み物・動画と連動した音楽コンテンツを出展したいと考えていたので、いってみたわけです。さっそく、行きかたや当日の様子・出展者の皆さんが工夫していた点などをチェックしていきましょう。
目次
M3会場行き方・入り方や雰囲気・集客力は?
行き方(仙台→大崎駅バス・徒歩、モノレール利用)
まず、管理人はこの記事を書いた時点では東北の仙台市に住んでおり、M3(会場が大田区の流通センター)を見学するためには、東京まで出なければなりません。
なんと、willerのバスで、品川区の大崎駅までの高速バスがあったので利用しました(ここからモノレールの駅まで歩いて行ける)。
近くの天王洲アイル駅から、モノレールに乗ることができます。
モノレール超楽しい!あとは流通センター駅で降りれば、そのまま会場にはいれます。
ちなみに帰りは、浜松町駅で降りて東京駅まで歩いて、新幹線で帰りました(2~3km程度歩くことになります)。
あとは会場でカタログを購入して(入場券みたいなもの)、準備はokです。
こんな感じで第二展示棟一階に販売コーナーがありました。入場時には提示を求められますが、カタログが売り切れてしまうと、入場フリーになります(今回は13~14時くらいにカタログ売り切れが発生したようです)。
これがそのカタログです。
こういうファンタジー系イラストは好みです。また、あとから気になった出展アーティストを検索するとき便利です。ブースの位置とかで調べて、ネットで検索すると音源聴けたりしますからね。
M3ってお客さん入るの?客層は?
会場内の様子は、撮影の申請をしてなかったのでないんですが、かなり混んでいました(初めて来たけど、M3ってこんなに来場があるのかとびっくりしました。仙台じゃこんなに人あつまんねーよ(笑))
駐車場の通路に並ぶ感じになりましたが、10:00~くらいでもこちらがわだけで1000人以上(第二展示場側はもっと並んでいたと思います。合わせて数千人というところでしょうか)。開場になる11:00にはさらに増えていたこともあり、これだけ並んでいると、内部はごった返します。
12:00付近に外に出てみたところ。
1度外出または、出展サークルパスを持っていても、並んで再入場する羽目に。かなり混雑しています。
また、客層についてです。 音楽やマルチメディアコンテンツの即売会ということですが、来場者属性も様々でした。サクッとチェックすると、『バンドマンの方・アニメファンの方(コミケ行く層)・来場者の年齢層は広い(20代~60代くらいのおじさんまで)・早い段階で並んでいたのは9割がた男性(ただし、売り子や出展者がブースを回ったり、友達と一緒にくる女子大生などで、女性客は増える)』という感じでした。
M3見学でわかった!出展時に意識したいポイントや、さまざまな工夫
CDの購入も勿論なんですけど、管理人がM3見学にいったのは(将来、出展するかもしれないので)『ブースをどうするか』を見たかったから。出展者も多く混雑する会場で、一人でも多くの人にコンテンツをアピール・購入してもらうには、ただブースに座って飯食っているだけではダメです。M3で見つけたブース運営アイデアをご紹介します。
これは基本!サンプルCD&タブレット・スマートフォンなどの
これは9割方の出展者が行っている基本なんですが、視聴できる体制は整えたいところ。サンプルCDを配るほか、QRコードつき名刺で、youtubeやsoundcloudでスグ聴ける状況にしておく。
または、タブレットやスマートフォンで、ブースで聴いてもらえるようにするなど。大きめのタブレット端末なら、デジタルサイネージ風にも使えるかも。混み合う会場で、『会話や購入は時間がなくてハードルが高い』みたいなお客さんも多いと思うので、確実に接点をもてるようにします。
ショップ袋(CDなどのジャケットイラスト・ロゴ入り)
早い段階で何十枚か売れるのであれば、会場内で多くの人にアピールできそうなのが、オリジナルデザインショップ袋。CDなどのジャケットイラスト・ロゴ入りで作ることにより、プロモーションツールになります。
ブース飾りつけ
こういう感じの小物でブースを飾り付けて、作品の世界観をアピールするという手も。イメージ的には『ハンドメイドグッズのフリマ&CD販売』みたいな感じ。こういうのは、女性出展者のほうが得意な印象。
ポスター・タペストリーなど
ブースにCDだけ置いても、混雑する会場ではぶっちゃけ目立たないので(笑)、オリジナルのポスター・タペストリーをつかってアピールする出展者も見受けられました。来場者は立ち歩きなので、視点が高くなるのがポイント(デスクだけだと低い)。最近では、Adobe Illustrator・AIファイルでイラストを入稿すると、作ってくれる会社も多いようです。
カタログ広告
M3カタログには、企業出展ブース紹介やカタログ広告ページがあるんですけど、予算が取れるなら、ここを使うのもポイントです。サークルカットより大きいスペースを使ってアピールすることが可能です。プレス会社・印刷会社・音楽制作ソフトウェアディベロッパー・同ジャンルイベント・レーベル・ダウンロードストアなどのほか、一部のサークルによる広告出稿もみられました。
M3のサイトには、広告などのページもあるので、気になる方は問い合わせてみてください。
■企業・法人・各種団体様向け情報ページ
http://www.m3net.jp/other/business.php
あとがき・まとめ
- M3会場は、モノレール路線まで出られれば、行くのはかなりラク
- 会場内はかなり混雑するので、出展する場合は目立たせる工夫が必要
- 視聴だけではなく、ショップ袋・ブース飾りつけ・タペストリー・カタログ広告などを駆使しての集客が見られた
まとめるとこんなところでした。管理人もデジタルコンテンツ販売をするときは、工夫してみたいポイントが多くありました。デジタルコンテンツ出展を考えている方は、プロモーションを工夫して、多くの人に届けていただければと思います。
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