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【歌詞自動作成・生成ツール】KEYWORDS TO LYRICS・Shikaki・J-POP・ふじとリリック を使ってみて検証する

更新: 2024/02/10 2000文字

今回は、管理人がいくつかの『歌詞自動作成・生成ツール』を利用してみて、どんな感じになるか検証します(現在SSFの歌ものを強化しようとしています)。この手のアプリケーションはあまりなかったんですけど、シンプル操作のもの・AI搭載の本格的なものもありました。さっそく使ってみて、生成した結果なども確認してみましょう。

4つの歌詞自動作成・生成ツールを、管理人が使ってみてチェック

昔話題になった 『J-POPジェネレータ』

2010年に話題になった、J-POPの歌詞を自動で生成するサービス。たぶんネタ枠ですが、まだ利用できます。使い方もページをリロードするだけ。ライセンスや著作権については特に書いていませんが、作者の方は『自動生成されたままでの歌詞使用は非推奨』と書いていますね。生成したものをリライトしてオリジナルにしていく作業が必要かも(データベースにそのまま使うとマズいのがあるのでしょうか)。

生成してみた結果、こんな感じになりました。よくあるJ-POP歌詞という感じになります。最近は全くJ-POP聴いていないので、こういう曲があるのかは知りませんが。

ライセンス・利用条件 記載なし
生成歌詞の著作権 記載なし

自動作詞ソフト「ふじとリリック」

検索したら出てきた、個人開発のソフトウェア。ダウンロードして㍶で使います。『一行ずつ生成していく』『語尾変換』などを行いながら、こんな風に生成しました。画面のように単語がうまく繋がらないところは、人間がカバーしましょう。

ポイントは『辞書育成』で、単語登録が増えてくると化けるかもしれません。

ライセンス・利用条件 記載なし
生成歌詞の著作権 利用ユーザー(自由に使える)

AI ディープラーニング・英語もイケる 『Shikaki』

今回紹介する中で、『AI ディープラーニング』とかなり本格的なのが 『Shikaki』。生成してみたところ、英語もイケそうな印象です。歌詞生成エンジンはPythonとのことです。日本語についても、この手のツールの中では、かなり自然に出ます。

ミュージシャン的な反応は知りませんが、アプリ作者の方が qiita.comでこのツールについて書いており、開発者的には興味深く読むことができました。管理人も、ちょっとPythonかじってみたいと思います(←メインがPHP/javascript)。

ライセンス・利用条件 ツール名クレジットは任意
生成歌詞の著作権 利用ユーザー(自由に使える)

英語歌詞生成ならこれ一択か?KEYWORDS TO LYRICS

海外の歌詞生成webアプリケーションです。キャッチフレーズは『Generate custom songs from an AI』で、こちらもAIタイプ。文章生成モデルは「 OpenAI / GPT-2」 とのことです。『英語歌詞生成ならこれ一択か?』といったところ。

キーワードのフォームに日本語を入れることはできますが、全く関係ない言葉が英語で出力されるので、英語詞を作るのに使用しましょう(日本語で生成したいときはShikakiなどを使う)。

ライセンス・利用条件 MITライセンス(クレジット表記)
生成歌詞の著作権 記載なし
(ただしMITライセンスにより、ユーザーは商用利用も可)

あとがき・まとめ

  • 歌詞自動作成・生成ツールは数が少ないとはいえ、AI使用など本格的なものもある
  • Shikakiは、日本語・英語両方対応できそう
  • 英語ならKEYWORDS TO LYRICSをチョイスする

まとめるとこのようなところでしょうか。自動生成したものをたたき台にしてアレンジのように、ツール/AIと人間の力でやっても良さそうです。


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