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起業・独立時のweb集客活動失敗例【管理人の実体験】

更新: 2024/02/16 2614文字

起業・独立時のweb集客活動失敗例【管理人の実体験】

今回は、当サイト管理人が2012年まで使っていたfc2ぶろぐで、過去の記事写真を見て失敗例を見つけたので、ご紹介します。最近はやらかしませんが、独立した当初は『今見るとひでぇな~(自分でいうな笑)』といえます。これらのせいでスタートダッシュに失敗したわけですが、ネタにはなるでしょう。さっそくみていってみましょう。

管理人の独立初期 web集客活動失敗例

ここでは、管理人の昔のぶろぐに残っていた画像を見ながら、起業・独立初期のweb集客活動失敗例を見ます。見ればずっこける理由がわかります(なお、これらの例は現在すべて修正されています)。

(webサイト)注文受付に必要なコンテンツのリンクボタンがはっきりしない・文が不適切な色

確か、初めて『昔ピアノやってたから、曲アレンジとか売ればいいんじゃない?』と思って、曲を載せて再生ボタンつけた感じ。これはコンバージョンに絶対必要なコンテンツです。

デザインも微妙だったんですけど、背景の画像と色がかぶって、ボタンの視認性が良くないです(初めて来た人は、どこを押せば良いかわからない可能性がります)。文字色もまずかったですね。画像が残っているということは、実際にやっちまってたということです。

(webデザイン)テーブルレイアウト&パーツやフォントの色強すぎ

CSSを初めて使った頃です。フロートがうまく使えなかったからテーブル&カラーコードの指定がザルだったので、目に優しくないデザインになってしまいました。背景は白くなったけど、重要部分全部青字はやっぱりムリがあります(青は、状況によってはリンクと誤認されることがある・特にyahhoユーザーには。)。

(ブログでサービス紹介)肝心の作業事例紹介が、画像が小さすぎてディティールがわかりにくい

『スクリーンショット』を知らなかったので(笑)、携帯(ガラケー)で作業の様子を撮っていました。しかし横240とかのガラケーを大事に使ってしまい、大きな画像が取れずに。これでは、肝心のサービス内容に関連した作業の様子がうまく伝わりません(汗)実際にこのサイズでブログに載っていました。

2010年頭のxhtml形式のサイトは細かく詰まったデザインが多かったとはいえ、これは小さすぎです。現在では、よりコンテンツ幅を取る感じになってきていますね。

(ブログ検索体験最適化)料理・散歩・飲み会など雑談が多い

なんか料理の画像が大量に出てきています。そのほか飲み会や散歩なども大量(しかも仕事の記事より多い)。雑記ブログは絶対書いちゃダメということはありません。書いてOKです。ただしビジネス的集客を目的にするのであれば、 『雑談2割・サービスや仕事8割と割合がこえないようにする』 『雑談でも、担当の人柄などがわかるように』 などとすべきでした。

せっかく検索から見込みのお客さまが見てくれたのに、『ジャンルバラバラの雑談記事・しかも適当の方が多かった』だと、残念に思いますからね。また、こういうのが続くと、なかなか順位があがりません

サイトのタイトルに、いろんなサービス詰め込みすぎ

現在では、『コラム・SSF(著作権フリー曲サイトの事業部)・web制作サービスごとにサブドメイン切って割り当てる』みたいにやっていますが、昔のアナリティクスで、サイトのタイトルをみたら酷かったです(特に初期の2010年~あたり)。

『お前、何屋だ(笑)』

『出張dawセットアップ講座やレコーディング・webサイト』まで、全部入れすぎです。こういうのをやってしまうと、ピンポイントでアピールしにくくなってしまいます。検索エンジン・snsなどでも同様です。

お金がかかる備品を導入したにも関わらず、それを使うサービスをネットで積極的に売らない

このサイト・アトリエSSでは『webサイト関連サービス』のほか、『ネット曲アレンジサービス』があります。そのサービス絡みでの機材購入(たしか防音室やコンソールなども)がありましたが、経費が掛かった部分を、ネットで積極的にプッシュしていません

おまけ程度に書いたコンテンツでは、機材投資額を回収できません。解決策は『録音がらみのコンテンツ充実』または『さいしょからやらないで、浮いたお金を他ディビジョンに投資』です。

起業・独立スタート時期に、こんな感じでやらかすとどうなるのか?

こんな感じで(最初はweb制作とかやってなかったし、スキルもなかったんで)、webマーケティング上いろいろやらかしていたことが明らかになりました。これらが総合的に積み重なった結果、『ユーザビリティ(使い勝手)』や『検索体験最適化』上の問題を引き起こしスタートダッシュ失敗(コンバージョンが悪い)。競合サイトに検索順位などで大きく負け越すことになります。

もっと早く修正できてればと思いましたが、『作るだけで手いっぱい』でした。この状態では、最初からスキル持ってる人にはなかなか勝てません。

とはいえ、webコンサルの友人がこの時期にいろいろ教えてくれた&初期からのお取引先が『サイト作って』って言ってくれたこともあり、その後必死で勉強・スキルアップできるようになりました。

まとめ

  • デザイン・ユーザビリティ・検索体験最適化などで総合的に失敗
  • 結果は最初の1~2年(プラス震災後の期間)、競合サイトの後塵を拝することに
  • コンサルの友達の助言や、お取引先のお願いでスキルがどんどんパワーアップ
  • この状態から数十件web制作・アレンジ300曲を受注したレベルに上げた

管理人の失敗の歴史的にはこうなりました。しかし、サイトのネタにしたり、検証材料にする分には、失敗は財産になります。その場合は、致命傷になる前に、早い段階で修正をかけていくとOKです。

今後独立・起業なさる方は、ぜひスタートダッシュを決めていただければと思います。


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