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【リズムアレンジ】『ゲームボーイドラムキット』で、チップチューン・昔のゲーム的なリズムに

更新: 2024/02/17 1996文字

今回は、昔のゲーム曲好きな方や、チップチューンファン向けの、ドラムキット紹介です。Game Boy Drum Kit(ゲームボーイドラムキット)という、昔の携帯ゲーム機っぽさを狙った音色パッチ。『どんな音がするのか』『楽曲内で利用すると、どんな曲になるか』早速チェックします。

Game Boy Drum Kitの入手先・ダウンロードは?

bpb(bedroomproducersblog)という海外のオーディオプラグイン情報サイトがあり、そこでリリースしているようです。上記が製品個別ページ。ページ下のほうに『フェイスブック・youtube・twitterなどをフォローしてね』表記があるので、好きなアカウントを使ってフォローします。 フォロー情報をインターネットクッキーから取得してダウンロードを表示させる仕組みかと思います。

フォロー後、上記のsnsボックスを×ボタンで消したら、ダウンロードリンクが表示されました。ここをクリックすると圧縮ファイルが出るので、好きな場所に保存して解凍します。あとはkontaktでnkiファイルを読み込めば起動します。

Game Boy Drum Kit(ゲームボーイドラムキット)公式デモ音源をチェック

公式のGame Boy Drum Kit DEMO音源がこちら。音色やエンベロープを変えながら、リズムトラックを流しています。ちょっとノイズっぽいパーカッションが、昔のゲーム(ファミコン・ゲームボーイあたり)を彷彿させます。2017年現在、40代くらいの方には懐かしく、若者(物心ついたころにはゲームが高音質になっていた)には新鮮なパーカス&ドラム音源といえるでしょう。

使い方や、実際にゲームボーイドラムキットで音を出してみた事例

インターフェースは、『エンベロープ・エフェクト・フィルター』のみでシンプル

音作りの操作自体は、少しdawやシンセサイザー・ギターなどのエフェクターを操作したことがあるなら迷わないシンプルさ。 これ以外のパラメーターを変える場合はkontaktの裏パネルで操作するか、外部エフェクターを足します。ノイズ音を、アタックなどでふわっとさせてもgood。

また、個別にエフェクト処理をしたい場合は、 kontaktをマルチ音源のように使って複数のゲームボーイドラムキットを立ち上げ、音色個別にエンベロープやエフェクトを指定するとよいでしょう。 容量小さいみたいなので、複数立ち上げてもたぶんPCメモリーは大丈夫です(笑)

鍵盤上にはいろいろなチップチューン系ドラムとパーカッションがアサインされているので、使い倒してそれらを把握してしまうのが近道です。

音色パッチ『gamebot』で、リズムマシン的な使い方も

『gamebot』というパッチも搭載されています。鍵盤c5以降がループ再生ボタンになっており、縦横の青いボタンでバンク・パッチ名を切り替えて再生できます。エフェクト処理も可能。ループサウンドを使いたい場合は、こちらのキットが便利です。

管理人もゲームボーイドラム作ってみました

とりあえず時間がないので3分で適当につくりましたが、このようなチップチューン系ドラムキットがカンタンに作れてしまいます。

ゲームボーイドラムキット/曲につかってみた例(チップチューン・グリッチ・エレクトロ・女性ボーカル曲)

著作権フリー曲サイトSSFや、サウンドクラウドに載せていた曲です。パーカッションの一部がゲームボーイドラムキットです。これが入るとチップチューンぽさが出ますね。

あとがき・まとめ

チップチューン系のほか、シンセ強めのテクノ・エレクトロ系、グリッチ・ダブなどのダンスミュージックに混ぜても面白いかなと思いました。興味ありましたら、ぜひ使ってみてください。チップ系やりたいけどシンセ/daw持ってないよという方は、管理人に相談してください。


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