WordPressサイトの独自ドメイン解除方法
| 更新: 2024/02/16 | 2556文字

今回は、以前『WordPressに独自ドメインを設定する方法』を書きましたが、その逆もやってみたのでお伝えします。 需要があるかはわかりませんが、『構造を知る』とか、『分散していたドメインパワーを集約』『費用や管理上の問題』などのメリットもあるかもしれません。さっそく見ていきます(画像はjp.freeimages.comさんよりお借りしました)。
目次
なぜwordpressサイトに設定した独自ドメイン解除したか?
管理人のケースです。以前wordpressで作ったSSフリーミュージック(https://sounds-stella.jp/ss-freemusic/)に設定した独自ドメイン(https://ss-freemusic.xyz) を解除してみました。理由は以下の通りです。
ドメインが増えすぎると管理が大変
実はwebサイトのお仕事が増えてきていて(最初はオークションかサウンドクリエイターだったのに笑)、中にはお取引先さまのサイトのドメインの更新管理まで請け負うケースがあります。
管理するドメインが増えてくると大変なので、なるべく自社サイトのドメインは少なくする方向でいきます。
メインで使ってるドメインにパワーを集中させる
上記の作ったサイトは、このぶろぐのサーバーに別folder作ってwordpressをぶっ込んだサイトです。同じサーバー内ってことで、『このぶろぐのドメインに、コンテンツパワー全部集中させちゃってイイよね』との結論に至りました。
『wordpressでできてて』『マルチメディア製作用フリー音楽素材』なので、関連性があります。逆に、関連性のない・少ないコンテンツ(例えば、エンタメ・映画・ドラマ・ファッション)などのサイトを持つ場合は、別ドメインを持っても良いかと思います。
実はxyzドメインは、2年目から値段がハネ上がる
最初は99円で投げ売りしてたxyzドメイン。勢いでゲットしました。『アルファベットの最後→究極・最終形態』って意味です。カッコいいですね。

しかしその喜びも、更新時まで。2年目から値段が上がります。『コレなら最初から使ってるjpドメインでよくね?』となりました。
カッコいいけど一般的でなく、検索エンジンインデックス力弱め、外国からこのドメインでスパムメール送ってくる奴が多いなど、悩まされました。
wordpressサイトのドメイン解除方法
そんなわけで、xyzドメインを解除してみました。手順は以下の通りです。
まずは、インストールフォルダを確認する

もとのドメインは『ss-freemusic.xyz』でしたが、インストールしたフォルダのアドレスでサイトを表示して、インストールフォルダを確認します。またはサーバーのFTPパネルとかを見て確認してもokです。
サイトのアドレスとWordPressアドレスを書き換える
独自ドメインを解除し、これから使っていく『このぶろぐドメイン/ss-freemusic/』にします(これは独自ドメイン割り当て前の、フォルダアドレスです。)
一般設定のサイトのアドレスと、WordPressアドレスが
独自ドメインで書いてありましたが・・・
それをこのように書き換えます。
特にWordPressアドレスを間違えて書くと『真っ白になって管理画面にも入れなくなる』ので、かならずインストールフォルダを確認してから書き換えます。
管理画面に入れないときは、データベースのWP_optionsテーブルからサイトアドレスを直すという方法もあります。
サーバー側でドメイン解除する

あとはサーバーで割り当てドメイン解除します(画面はロリポサーバーです)。ここまで済めば大体OKですが・・・
画像やオーディオが表示されない時は、パスを正しい形に書き換える
で、ドメイン解除のあと、画像やオーディオが表示されなくなりました。
理由は、画像などのパスが『/wp-content/○○』となっていたからです。この書き方だと独自ドメイン時は表示しますが、それを解除すると『sounds-stella.jp/wp-content/○○』を指すようになります。ここにはWordPressが入っていないので、画像が表示されないわけです。
そこで、画像やオーディオをきちんと表示するためには、WordPressをインストールしたフォルダ名をつけて『/ss-freemusic/wp-content/○○』みたいに書きます。コレで画像表示OK。
なお、『独自ドメイン割り当て前の絶対パス』で書いていた場合は、これはやらなくてよいと思います。
ログインページもドメイン解除後のものを押さえておく
解除した独自ドメインのページ&『wp-login.php』だとログインできなくなるので、ドメイン解除後のURLを押さえておきます。
ちなみにサイトガードプラグインを入れておくと、ログインページのURLがランダムな数字みたいに書き換えられるので(入られにくくなるけど)、忘れるとちょっと苦労します(笑)
あとがき・まとめ
- xyzドメインが2年目から高くなる、ドメインが増えると管理が大変になるという理由で解除した
- サイトアドレスと、WordPressアドレスを書き換え、サーバーの割り当て解除でok
- ファイルが出ないときは、パスを正しい形に書き換え
とりあえず、ドメイン解除がすんだので、管理がラクになりました。 記事的には需要があるかはわかりませんが、『画像パスとか、WordPressアドレス』みたいな項目の確認にはなるかもしれません。
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