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PHP・array配列&WordPressのカテゴリを使った、ジャンルごとに適切な広告を配信する方法(アフィリエイト・アドセンス)

更新: 2024/02/16 1697文字

PHP・array配列&WordPressのカテゴリを使った、ジャンルごとに適切な広告を配信する方法

今回は、広告収益・コンバージョンなどを上げるために『PHPプログラムを使って、カテゴリ・ジャンルごとに広告配信を設定する』方法です。 このコラムでは、マルチメディアだけあって『音楽・web・雑談・イラストなど、記事のジャンルが分かれている』点があるので、その読者の属性にあわせたり、表示しなかったりというのを行いたかったからです。さっそく方法を見ていきましょう。

使ったPHPプログラム・array配列を使って、特定カテゴリ内記事全部に表示

それでは、このコラムに『特定カテゴリ内の記事にだけ、アドセンス自動広告を配信する』というプログラムを組んでみます。このコラムはWordPressなので、wp関数のin_category(カテゴリ)というのが含まれます。コードは以下の通りで、header.phpに記載しました。

<?php if(in_category(array(‘music’,’music-theory’,’arrangement’,’free-bgm’,’wordpress-theme’,’utility’,’free-website-builder’,’bgm’,’starting-a-business-and-freelance’,’未分類’))) : ?> <script async src=”//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js”> </script> <script> アドセンスのコード </script> <?php endif; ?>

注意としてはarray配列にしないと、『カテゴリ一覧ページで適応』されて『カテゴリ内の記事には効かない』という点です(昔これで苦労しました)。 array内のカテゴリスラッグに対応するカテゴリ内の記事では、アドセンス自動広告が出ます。それ以外のところは広告がでないので、じっくり読んでくださいというところです。

array配列&WordPressのカテゴリで、

たとえばこの記事は雑談カテゴリ(スラッグ未分類)ですが、このカテゴリ内ではアドセンスコードが出力されているため、特になにも貼っていない記事の途中でも、状況に応じて広告バナーが出ました。

また、こちらの2719番の記事は音楽カテゴリです。スラッグ『arrangement』がarray配列内に入っているので、このカテゴリ内でもアドセンス自動広告が配信されます。上記のカテゴリ以外のページ(webなど)や、トップページ・検索結果ページでは配信がされない形になります。

応用:single.php個別記事下部に、カテゴリに合ったアフィリエイトバナーを貼る

今度は個別記事single.php内に貼ってみます。このファイル内にある、php the_content();というものが本文を出力しており、この下に『特定カテゴリに合ったアフィリエイト広告バナー』を貼ってみます。 エンジニアやフリーランスの案件紹介サイトみたいな広告があったから、array配列内に『web系話題』のカテゴリを指定しました。

例えば6092の記事はPHP関連の記事ですが、この記事は上記のカテゴリに属するため、広告バナーが配信されるようになりました。

あとがき

個別記事に1個1個、個別の広告バナーを指定するという方法もありますが、少し手間がかかります。その場合、array配列やin_category関数を使用して、カテゴリ一括配信ということができると、少し便利です。このプログラムを使って、『特定カテゴリ一括配信』というのができましたので、興味があるかたはぜひやってみてください。


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