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googleアドセンス広告で、競合他社の広告を自社サイトに表示させない方法

更新: 2024/02/17 2089文字

今回は自社でwebサイトメディア・ブログなどを行い、『広告で収益化』する場合に注意しておきたい点についてお話します。 googleアドセンスといえば、規約はやや厳しめですが、『クリック保証型バナー広告』の中では、単価が高いので良いです (一番おいしいのは、継続課金型・会員登録報酬アフィリエイト)。しかし、競合などのリスクもあります。それを回避するにはどうするか?早速みていきましょう。

googleアドセンス広告で、競合他社広告が表示されるリスク

上記の写真は、このサイト(sounds-stella.jp/music-creation)のスクリーンショットです。 管理人はアドセンスのアカウントを持っていたし、wordpress・stingerテーマには『ウィジェットでカンタンにアドセンスが貼れる』という機能があるので、バナーを貼ってみたわけです。これがクリックされると収益になるわけです。

で、管理人が『オーディオ編集サービス(オンラインミックスとかね)』を提供していると仮定してください。 もし読者が事前に『オーディオ編集とか』のサイトを見てたりすると、ブラウザの閲覧履歴やインターネットクッキーから興味関心を割り出し、『競合の音楽制作会社・オンラインミックスサービス』や、『クラウドソーシングでのミックスやオーディオ編集ページ』の広告を表示させてしまう場合があります。

こうなると、がんばってブログや自社メディア記事を書いても、競合にアクセスを持っていかれてしまう危険性があります。これを今回は避けてみます。(wordpress勢はまだ、クリック報酬があるのでマシです。アメブロ無料版だと、ごっそりアクセスを持っていかれる羽目になります。)

なお、記事を200個とか追加してseo強化し『オーディオ編集屋・音楽制作会社から、アドセンス経由で金を巻き上げる』というビジネスも考えましたが(この分野は競争が激しく、クリック単価の入札額が高い)、管理人は一応クリエイターの端くれなので、やらないことにします。今のところはね(笑)

競合他社がアドセンス広告出してるかチェックする方法

1つ目は、『自社サイトで対策しているキーワードをgoogleで検索して、広告をガンガン出している競合のurlを押さえる』です。たとえば、上の段落に書いた『オーディオ編集』というキーワードでgoogle検索し、検索結果の上と下にでた広告をチェックします。ここで、特に上位入札している競合サイトのurlをメモしておきます。

2つ目は、『広告を大量に出していそうな競合サイトを実際に見てブラウザ閲覧履歴やクッキーを残した状態で、自社サイトを見る』という方法です。バナーを大量に出稿している場合は、この時点で自社サイトのアドセンスに表示される場合があります。そのサイトのurlをメモします。

2の方法をやるときは、『確認のときでも、絶対に自社サイト内のアドセンスバナーはクリックしない』というのを徹底してください。自分でクリックして報酬が発生してしまうのは規約違反&広告主に失礼にあたります。

googleアドセンス広告で、競合他社の広告を自社サイトに表示させない方法

まずは管理画面『広告の許可・ブロックを』

アドセンス管理画面にきました。横のメニューで『広告の許可・ブロック』という部分があるので押してサブメニューを出します。複数のサイトに広告を掲載するような運用をしている場合は、ここで『どのサイトに広告を表示させないか』を選択します。

このサイトのドメインはsounds-stella.jp/music-creationなので、そのドメインをチョイスしました。

上の方法でチェックした、競合のurlを入力してブロックボタン

上記の部分に入って、真ん中カラムの上のほうのタブに『広告主url』というのがあるので、そこをクリックすると、url入力するところがでてきます。ここに、上記でチェックした『競合サイトのurl』を入れてブロックボタンを押しましょう。

ブロックしたものは、このようにリストになっていきます(複数指定可能)

あとがき

という感じで、『googleアドセンス広告で、競合他社の広告を自社サイトに表示させない方法』を紹介してきました。 ブログ・自社メディアでガンガン記事を書きまくってweb集客を強化するのは大事ですが、コンバージョン(目的:仕事の問い合わせや注文)につながるアクセスを持っていかれたら、元も子もありません。

アドセンスつきのサイトで『コンバージョンが少ない』場合は、このような対策もとってみましょう。


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