【AviUtl旧バージョン】win11でのNeroAacEnc音声エンコード失敗で、動画の音が鳴らない件に対処した
| 更新: 2025/09/23 | 1843文字
今回は動画編集AviUtl(旧バージョン)&win11での音声エンコードエラーについて取り上げます。最近64bit対応AviUtl2が話題になりましたが、旧バージョンも使えるかなと思っていました。しかし、動画はできるものの音声が鳴らないという状況に。さっそく、原因を調査してみましょう。
目次
音声エンコード失敗で、動画の音が鳴らない状況~x264guiEx・NeroAacEnc音声エンコード時
まずは、音声がでない動画ができてしまった状況を確認しましょう。
プラグイン出力としてx264guiExを入れています。mp4で動画出力するときに、使っている方も多いんではないでしょうか。
x264guiExでは、動画ファイル名など指定する画面から設定画面に行けます。このAviUtlは、管理人が以前使っていたwin10PCのハードディスクをそのまま引っ張ってきて、新しいwin11のPCで使っています。ので設定そのまま。エンコーダは『NeroAacEnc』で、exe_filesにもきちんと入っててパスも通しています。
動画エンコード完了後の様子。『NeroAacEncの実行に失敗しました』のメッセージがでています。音が出ない原因は音声エンコーダの実行失敗のようですね。
win10のときはNeroAacEncでも普通に音が出る動画が作成されていました。
調査~NeroAacEncの直接実行時に『実行できません』のメッセージ
というわけで、今度はNeroAacEnc.exeを直接叩いて実行してみます。
ダメでしたね(笑)
アクセスや実行許可は『可』にしているんですが、それでも実行できません。『NeroAacEncはwindows11と互換性がない』みたいな状況でしょうか。
このほかにもwindows11だと『スマート アプリ コントロールやSmartScreenで引っかかる』みたいなパターンもあると思います。管理人はAviUtlの本体がスマート アプリ コントロールで引っかかりました(オフにしました)。
対応例~別エンコーダ(qaac)使用で、音声エラー無く動画作成が可能に
というわけで、chat-gptに『NeroAacEnc以外に、win11で何か良いエンコーダある?』と質問を投げたところ、いくつかエンコーダが上がってきたので、qaacを使ってみます。
幸いなことに、exe_filesフォルダに入っていました。管理人が以前x264guiExインストールしたときに、このエンコーダも入っていたような気がします。ちなみに、qaacのgithubリポジトリもあるので、興味がある方は読んでみてください(英語ですが、ブラウザの翻訳機能などを使えばokです)。
nu774/qaac(githubリポジトリ)
https://github.com/nu774/qaac
nu774/qaac(githubリポジトリ内wiki)
https://github.com/nu774/qaac/wiki
動画ファイル出力~設定の画面で、エンコーダをqaacに設定。qaac.exeへのパスも通しておきましょう。
上記の設定で動画を作成したところ、音声エンコードでエラーになることもなく、きちんと音声入りの動画が出力されました。
あとがき・まとめ
- AviUtl旧バージョンの音声エンコーダで、NeroAacEncを使うと、win10では特にエラーにならないがwin11でエンコーダ実行に失敗した
- NeroAacEnc自体、直接叩いても『実行できません』のメッセージが出る
- エンコーダをqaacに変更したところ、win11でも音声入りの動画がきちんと出力された
まとめると、こんなところでしょうか。スマートアプリコントロールをoffにしてAviUtl旧バージョンを使えるようにしたのに、まさかエンコーダもダメだったとは、という感じでした。win10サポートは 2025年10月14日に終了するため、11以降の環境でも動くエンコーダが必要です。
【カテゴリ】- 動画/PV等制作やyoutube
【タグ】- Aviutl