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音楽と絵・動画をうまくくっつけたコンテンツ制作手法『モーションコミック』はいかが?

更新: 2024/02/17 2284文字

今回は普通に音だけのっけてもあまり視聴されないときの対処 or 製品やサービスプロモーションに使えそうな手法を考えます。 絵はいらすとやさんからお借りしました。クリエイターの活躍だけではなく、ある程度低コストで(CGやアニメバリバリよりは)プロモ動画にすることもできるかもしれません。実際のコンテンツや、作り方(かんたんにですが)見ていきましょう。

モーションコミック動画ってどんなの?

基本テンプレは漫画。それに、セリフや効果音・BGM、さらには一部のキャラにはエフェクトや動きを付けた動画を、「モーションコミック」と呼ぶことが多いようです。まずは、ネットでいろいろ検索していたらみつかったものがあるので、それを見てイメージをつかんでください。

http://bookstand.webdoku.jp/news/2014/11/21/063000.html

また、上記本の情報サイトBOOKSTANDでも、この用語について定義しています。ここ数年くらいに出てきた言葉かもしれません。用語が定着すると広まりやすくなります。

第1話 『ULTRAMAN』(第1巻) モーションコミック

https://www.youtube.com/watch?v=NePQkaIWCpE

web漫画などで連載されている、ULTRAMANモーションコミック版。もちろんタイトルの通り、手からビームを出して怪獣を倒す、あのウルトラマンと関連性があります。

オリジナルモーションコミック「魔法少女は休日出かける予定がある

こちらは、イラストなどを請け負う企業さんの、youtubeチャンネルのようです。『塗り』ができると、フルカラーで、アニメのようにもできそうです。キャラ・背景・せりふでレイヤー切っておくと、別個に動かしたりエフェクトかけたりできます。

モーションコミックとは?

https://www.youtube.com/watch?v=AtXcSRQDrzM

これもモーションコミックなどを制作されている企業さんのyoutubeページのようです。こちらはキャラにエフェクトをかけたり、擬音語・擬態語もレイヤー切って、効果的に出したりしています。

とちテレアニメ 「まろに☆えーる」ボイスコミック

https://www.youtube.com/watch?v=UB0A1GMC7OA

とちテレが公式で(!)キャラクターを登場させ、しかもそれを漫画に。モーションやエフェクト・効果音というわけではなく、声優が読み上げるので、モーションでなく『ボイスコミック』という呼び名を使用しています。

モーションコミック作ってみようと挑戦

管理人もいまやろうとしているところですが(まだぜんぜん未完成ですけど)、ちょっと調査しています。

モーションコミックのソフトや素材は?

まずは企画しだいなんですが、(企画が決まって、絵コンテとか作ったりする、または音楽中心の場合は曲先になる場合も) ソフトや素材については以下の通りです。 まずは『素材』。音声は『BGM(or歌入り楽曲)・効果音・読み上げする場合は声優が録音(商用でないお遊び動画は読み上げソフトも可)』など。

絵は『キャラ(とポーズパターン)・背景・擬態語/擬音語』などが複数。この絵を作るツールがいっぱいあるので、 いろいろ探してみましょう(クリスタ・コミPo! ・イラレとか)。平面絵を3Dみたいに動かすのはLive2DやAnimeEffects もできます。多すぎるので後々お話します。

おまけ:動画ソフト(例えばaviutl)で、管理人がやろうとしてみた

こういうのをやるため、実はお絵描き練習を去年からずっとしていたわけです。背景はまだできないからフリー画像加工になったけど。『音楽&ボカロ&ストーリーのモーションコミック』みたいな感じをねらいます。

aviutlでやってみたんですが、『背景・キャラ・せりふ・歌詞・パーティクルやエフェクト』などをレイヤーわけして配置していきます。『ふきだしや擬音語・擬態語』『1画面に複数コマ』『バトルシーンでアップのカットイン』『奥のキャラと手前キャラの移動時間を変える』とかあると、さらにそれっぽさが上がります。『キャラが短い時間内に縮小して登場』なども効果的でしょう。

あとがき

とこういう感じで、モーションコミック風動画が『いまどんな形でリリースされているか?』、『aviutlで作れるか?』みたいな話になり、やってみた状況をお話してみました。

一人で作るのは結構大変だけど、ある程度メンバー(曲・絵師・絵コンテ・動画・声優etc)がそろっていると作りやすく、 CGやフルアニメーションよりは工程・予算がおさえられるので、漫画や曲(PV)の発信のほか、お店やサービス告知を、 エンタメコンテンツ挟んで楽しく紹介するというのもできるでしょう。社会の役に立ててこそのコンテンツです。


【カテゴリ】- 動画/PV等制作
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