目立たせたいフレーズやメロディは、4オクターブ重ねる!海外アーティストも利用する、その効果とは?
| 更新: 2024/02/17 | 1239文字
今回は、【楽曲をEDMぽく】。管理人が海外音楽アーティストのFacebook(確かsyn cole・プログレッシブハウス系)を見てたら、面白そうなアレンジしてたので、その手法を紹介します。画像はいつものおやじギャグです。日本のアレンジ本とかにはあまり書いてないと思われる手法です。さっそく見ていきましょう
目次
メロディ4オクターブって?
管理人が海外アーティスト(うろ覚えだけど、たしかsyncole)のFacebookを見てたところ、音楽制作風景がアップされていました。そこで、PC上DAWを見ると、
こんな感じで、思いっきり重ねています。
別楽器ユニゾンとか、オクターブ重ね鳴らしはよくありますが、ここまで広い音域でがっつり重ねるのは、海外EDMアーティストならではでしょう。日本にはあまりなかったかもしれません。
メロ4オクターブ重ね鳴らしの効果を、みんなが知ってるメロディで検証するよ
お題のチョイスはこれ。シンセ単音でならすとこんな感じ
jpopにしようと思ったけど、日本での認知率が90~100%に近い楽曲はこれかな。
『もーもたろさん』の桃太郎のうたです。作曲されたのは明治時代で、著作権はパブリックドメイン。
くだもの(桃)の中で受精卵を培養して産まれた強化人間が、おじいさん&おばあさんから人の温もりを学び、食べ物(きびだんご)を通して動物(犬猿雉)と心を通わせ、人間を弾圧する種族・鬼を討伐するという、あのお話ですね(たぶんだいたい合ってると思います(笑))
それを、シンセサイザーで鳴らすとこんな感じ。
上記のオーディオは単音ですが、このメロディをその手法でパワーアップさせます
音色エディットやイコライザなどなくてもこんなに派手になる!
音色エディットは大切で、やる必要はあるけど、そういうの無しでただ単純に4オクターブ重ねただけで・・・・
かなり派手になります(後半のドロップ部分が、4オクターブシンセを重ねたパート)。さすが海外のパリピを扇動する、アーティストの手法です。
さらにベースとかをユニゾンさせてもいいし、三度音程は上の方に入れる・ディレイとか空間系をかけるなど、さらに効果的になるよう工夫しても楽しいと思います。
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