CSSの『Expected RBRACE 』エラーって何なの?(WordPress4.9で判明)
| 更新: 2024/02/16 | 1551文字
今回は、WordPressを新バージョンにしたら判明した、変なCSSエラーがでていた件についてお話します。 エラーがわかる便利な機能がついてるんで、今まで(致命的ではなかったけど)放置していたものについても、発見できましたので、対処をみていきます。
目次
なぜWordPress新バージョンで、CSSのエラーがすぐわかるようになったか?
先日リリースされた新バージョン『4.9ティプトン』(詳細はWordPress公式ページで) https://ja.wordpress.org/2017/11/17/tipton/ で実装された、『エラーチェック機能』です。
こんな感じで、タグが閉じてないとか、構文がおかしいみたいなCSSやphpのエラーを、ダメな版で保存してサイトを壊す前に通知してくれます。これにより、判明したエラーもありましたのでお知らせします。
CSSエラー『Expected RBRACE』(右側ブレース)の状況・意味と解決方法
このサイトの例
実はお取引先さまのサイトとかには、セキュリティー上の理由とかそういう理由で最新版にしていたんですが、自分のサイトは最新版WordPressに更新するのを忘れていました。
最近、バージョン4.9にしたところ エラー通知が機能して、こんな感じで通知されました。
(2020追記)『Expected RBRACE』の意味とは?
Expectedは検索すればすぐ出そうなので、R BRACEについて。意味がわかれば、エラー対処も容易です。weblioで調べたところ、コード書く時の波括弧を『curly brace』というそうです。そのほか、エラー調査中に知った『L BRACE』というのから、LとRで『Rは右側』と判定。エラーメッセージ意味としては『通常あるはずの、右側の波括弧が無いよ』ということになるでしょうか。
◆波括弧を翻訳(weblio)
https://ejje.weblio.jp/content/波括弧
◆“Expected LBRACE” Error(WordPressフォーラム・英語・)
https://wordpress.org/support/topic/expected-lbrace-error/
対処方法
結論からいうと、パスエラーでした。上記の『ブレース』と『レフト・ライト』の意味を考えると、サクッとわかるでしょう。コード内のカッコ閉じてないとか、そういうときに出ます。CSSの最後に書いてあった『メディアクエリPC(レスポンシブで、PCサイズディスプレイで表示したとき適応するやつ)』の最後のカッコかと思ったら・・
その上にある、『メディアクエリ』の部分で、終了部分のカッコが閉じられていませんでした。これを修正したところ、エラー通知は消えました。
このように、カッコをきちんと閉じます。
あとがき・まとめ
- WordPress4.9(または最新版)更新メリットは、脆弱性対策だけでなく、エラー通知が便利
- php間違えて画面真っ白前に通知してくれる
- CSSの『Expected RBRACE』は、カッコ(右側)が閉じてない時にでる。左側のときは『Expected LBRACE』となる
という感じです。特に、カスタマイザー使わないでphpやCSSを編集してしまう方には、エラーでサイト見れなくなる前に通知してくれるので便利だと思います。
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