【WPプラグイン】ページ読み込み画面(ローディングアニメ)をサクッと実装できるWP Smart Preloader
| 更新: 2024/02/16 | 1711文字
今回は、wordpressのサイトで、ページ読み込み時の画面(ローディングアニメ)をつけてみます。 実装しやすい、プラグイン形式のものを試してみました。さっそく確認してみましょう。
目次
■(前提)なぜページ読み込み時のローディングアニメがあると良いのか?
すぐにページが表示できる場合はあまり問題はありません。しかし、特にページが重かったり、スマホの回線が混んでたり(MVNOの昼や夜19時ぐらいとかはよくある)する場合は、『ブラウザに何も表示されない時間が長いと、ユーザーが離脱する可能性がある』ということです。
『このページ表示できないんだ』と思われるより、『今読み込み中なんだ』とお知らせしたほうが良いでしょう。そのためのローディング画面です。
■wordpressで読み込み時画面(ローディングアニメ)プラグイン~WP Smart Preloader
■WP Smart Preloaderインストール
インストールは『WP Smart Preloader』とプラグイン新規追加の検索ウィンドウに入れます。インストール&有効化後は、いつものようにメニューの設定部分に、『WP Smart Preloader』と出るので、そこから設定画面に入ります。ちなみにつけたサイトのバージョンは『WordPress 4.9.4』となっていましたが、このバージョンでも動く模様です。
■WP Smart Preloaderの設定方法
基本はSelect Preloaderでアニメーション(6種類から)を選ぶだけ。Show only on Home Pageではトップページだけ使用という使い方もできます。下部の方には、Duration to show Loader(ローダーが出る時間)や、Loader to Fade Out(フェイドアウト時間)も、ミリセコンド単位で設定できます。
また、Customの部分にコードを入れて、アニメーションをカスタマイズすることができます。html5やCSS3で、時間軸で動くものをやったことある方向けです。
■アニメーションの種類
1が『円が回転』、2が『カラフルなタイルが大きさを変えながら回転』、3が『オーディオのミニコンポのディスプレイ』、4が『斜め下からタイルが消える』、5が『タイルが畳まれていく』、6が『濃い丸と薄い丸が拡大/縮小』といった感じ。色を変えたいときはカスタマイズになるでしょう。
■WP Smart Preloaderのしくみ
ファイル内にはCSS3やjavascriptが入っていました。仕組み的にはCSS3のkeyframes spinnerで回転。transform:rotate(0deg)からスタートして、100%のときrotate(360deg)。animation: spinner 700ms infinite linearで、アニメーションを0.7秒でひとまわし・infinite linearで読み込みが終わるまで、等速度で繰り返すという感じでした(回転するものの場合)。
その他には、ボックスを作って色を指定し、 transform: scale(0.5); transform: scale(1);を繰り返して、大きくなったり小さくなったりというものもあります。
■あとがき・まとめ
- 設定は基本的にアニメーション選ぶだけ
- 時間やトップページのみ設定も可能
- 仕組み的にはCSS3のアニメーション
- 色やサイズ・アニメーション時間などを変えたい場合はCSSカスタマイズ
といった感じでした。CSS3ができると、より好みのカスタマイズ(またはサイトの雰囲気に合ったカスタマイズ)ができると思います。そうでなくても、シンプルで非常に使いやすいので、気になった方は、ぜひチェックしてみてください。
【カテゴリ】- WordPressプラグイン情報
【タグ】-