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【WPプラグイン無し】3行のコードで、ブロックエディタ&ブロックライブラリCSSを無効にする方法

更新: 2024/02/12 1729文字

3行のコードで、ブロックエディタ&ブロックライブラリCSSを無効にする方法

今回は、管理人が『お取引先さまのwebサイトでブロックエディタまわりを操作してみることになったけど、やっぱりクラシックがあるといいな』となったので、シンプルなコードでブロックエディタ無効にする方法をお伝えします。 流れ的には『クラシック派がブロックエディタ使ってみたい時の方法』『クラシックエディタプラグインのサポート期間』『ブロック無効化コード』という内容で進めていきます。さっそく確認してみましょう。

クラシックエディタ派が『今後ブロックエディタを使ってみたい場合』はどうする?→クラシックブロックがあります

管理人は『ブロックは自分で作ればイイか』って考えなので、ブロックエディタは使わないんですけど、クラシックエディタ慣れしてる方にも、『今後はブロックエディタも使ってみたい』という方もいらっしゃるでしょう。

ブロックエディタ・クラシックブロック使用 そういう場合は『ブロックエディタ・クラシックブロック使用』から利用してみても良いと思います。クラシックエディタがまるまるブロックになった感じで、操作感はクラシックに近いです。使い方は、『ブロック追加』ボタンを押して、『クラシックブロック』を選択。最初に出てこない場合は『全部表示』してみると良いかも。

こんな感じでエディタが登場。『クラシック&ビジュアルエディタ』の組み合わせだった方には、相性がよさそうです。

クラシックエディタプラグインのサポート期間について

クラシックエディタプラグインのサポート期間 Twitterにも少し書いた話題です。当初、クラシックエディタプラグインは『2021年までサポート』の予定でした。 しかし、最近(2020年)プラグイン公式のページを見たところ、『2022年』と、微妙にのびているようです

ブロックエディタプラグイン(グーテンなんちゃら)が、プラグイン公式ページでの評判が非常に悪い(星5個が600件程度に対して、星1個が2000件以上)というのもありますが、また延長なるかもとはいえ、いつかはサポート期間が終了します。クラシックエディタ使い続けるには、自力でなんとかします。

ブロックエディタ無効化と、ブロックライブラリCSS読み込み停止にするコード(functions.php)

これらの機能を無効にするには、2行・1行のシンプルなコードで対応可能です。 まず、以前行った『ブロックライブラリーCSS読み込み停止』を、今回も使います。

ブロックライブラリーCSSのサイズ 場所は『wp-includes/css/dist/block-library/style.min.css』にあります。ブロックライブラリーCSSのサイズは50KBと少しで、『単体であれば』放置しても問題ないかもしれません。しかし現在、WPシステムはどんどん肥大化しているので、他のファイルとあわさるとバカにできません。

そして、サクッと一行でブロックエディタ停止できるコードを付け加えるとこのようなコードになります(functions.php・管理人はWP5.51/PHP7.3で動作確認しました。貼る前にファイルをバックアップしておいてください。)。

あとがき・まとめ

  • クラシックエディタ派で今後ブロックに慣れたい場合は、クラシックブロック利用がベター
  • クラシックエディタプラグインのサポート期間は延びているが、いつかは切れるので自力対応が必要になる
  • ブロックエディタ、ブロックライブラリCSSは、それぞれ2行・1行のシンプルなコードで

まとめるとこんなところでしょうか。個人的にはWP公式がデフォルトで選択できるようにしてほしいんですが、たぶんやらない(笑)ので、自力でサクッと無効化した感じです。これに関しても『どちらかが絶対的に良い』ということはないので、使いやすい方を選んでください


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