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YouTube パートナー プログラムの参加要件がさらに厳しくなったらしいんですけど(4000時間再生&1000登録者)

更新: 2024/02/16 2248文字

今回は、youtubeの動画事情についてお話します。 YouTube パートナー プログラムがまた変更になったとネットで話題です。どんな感じなのか・これから動画投稿者になる方はどうすればよいのかなどを考えてみたいと思います。

■YouTube パートナー プログラム(YPP)参加要件が厳しくなったってどういうこと?

youtubeの運営から、管理人のところに、こんな感じのメールが先日来ました。おそらくチャンネル開設している方(収益プログラムに参加している方)には届いているかと思います。それによると、YouTube パートナー プログラム(YPP)参加要件が変わるとのことです。

先日も【合計視聴回数が1万回以上】という基準が出ましたが、今回は【過去12か月間の総再生時間が 4000時間以上・かつ、チャンネル登録者数が 1000人以上】と、さらに基準が厳しくなりました。これに満たないチャンネルが収益化できなくなるとのことです。 (12ヶ月で4000時間とは1ヶ月あたり333時間・19980分、5分の動画をフルで見てもらっても1ヶ月3996回の再生が必要です。)

実施は2018年2月20日からで、それまでに発生した収益は支払われるとのことです。

2018年1月17日水曜日YouTube クリエイター ブログ(クリエイターを保護するための YouTube パートナー プログラム(YPP)の新たな変更点に関するお知らせ) https://youtube-creators-jp.googleblog.com/2018/01/youtube-ypp.html も、読んでみてください。

■視聴者的にはどうなの?

動画投稿者的には、いきなりチャンネル登録者1000人集めるのはかなり厳しいのですが、視聴者的にはメリットがあるかもしれません。

  • 開始5秒で離脱されるような、文字だけスパム動画が減る
  • 短時間再生の、での一発炎上狙いも減る
  • 釣り動画でかつ、つまんないのも減る

再生時間も関係あるので、すぐ離脱される系のアフィリエイト目的チャンネルは淘汰されます(されなかったらyoutubeの失敗ということで)。管理人はyoutube最近見てないですけど、こういうのが減ると助かりますよね

■動画投稿者的・新YouTube パートナー プログラム対策は?

かなり厳しい基準となりましたが、まだ熱心に動画をやっていない・またはこれからやろうとしている方はどうすればよいのでしょうか?

■1:がんばる

youtube収益化を目指しているなら正攻法といえます。方向性さえ間違えなければ、努力は尊いものです。

■収益化オプションを猶予期間が終わる前に外す

『そこまで動画に時間かけらんないしなー』という方は、収益化を考えないでやるのもポイント。やり方は『クリエイターツール→個別の動画編集画面→収益受け取りのタブでoffに』。 『広告主やyoutube運営に縛られない自由』が、きっとそこにはあります。

■動画はサブにして、別の方法で収益化する(自分のサイト&アドセンスか、自社サービス)

これは管理人がやった方法です。youtubeの登録者があんまりいないけどブログにはそこそこ人が来ているので、『動画はサイトに埋め込んでコンテンツに』『サイト上ではアドセンス&自社サービスへの誘導』という方向でした。

自分が専門的に書ける内容がもしもあった場合は、youtubeより圧倒的にこちらの方が稼ぎやすいです(アドセンスや自社サービスに向けて、ターゲットが絞られるため。また、自社サービスならyoutube運営の取り分とかがないから、収益率が高い。)。

■そのほか懸念事項

また、管理人的には次のようなことも懸念しています。

  • チャンネル登録要求厨発生(ムリに相互を要求する・コメント書きまくるなど)
  • オリジナル動画作るより、TVキャプチャ&ちょっと加工(コンテンツ保護システム回避)の方が再生稼げるんじゃね(しかし著作権的に違反)
  • すでに基準満たしてる人が不快・反社会的内容に行ったらどうすんの?

こんなところでしょうか。

■あとがき・まとめ

  • 基準は過去12か月間の総再生時間が4000時間以上・かつ、チャンネル登録者数が 1000人以上、それに満たないのは収益化不可
  • 動画は収益化しない・アドセンスや自社サービスもアリ
  • チャンネル登録要求厨・著作権違反・登録者や再生回数が多い人の不快行為はどうするのか

まとめるとこんな感じです。かならずしもyoutubeが絶対的な存在ではなく、手探りでこの基準を作ったのかなという気はしますが、これが実施されて、より視聴者にも投稿者にも良い環境になるかは、注目していきたいと思っています。


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