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WPログアウト機能『wp-login.php?action=logout』と『wp_logout_url』の違い~後者はwpnonceで一発ログアウト

更新: 2024/02/12 1859文字

今回は、(twitterにもちょっと書いたんですけど)管理人が、クレカのポイントサイトでログイン・ログアウト挙動をチェックしたりとか、お取引先のサイトでログイン関連機能をつけたりとか行ってたので、普段使っているWPの場合についても調べてみました。一般的に『wp-login.php?action=logout』と『wp_logout_url』が使われることが多いのですが、挙動はどのように違うか、さっそく見ていってみましょう。

『wp-login.php?action=logout』だと、ワンクッション置く形になる

よく使われる方法、『〇〇(wpが入っているドメイン・ディレクトリ)/wp-login.php?action=logout』にアクセスする場合の挙動です。wp-login.phpはログイン用のファイルですが、後ろにパラメーター『?action=logout』がついた場合は、ログアウトさせるページに切り替わります。ただし、このページに入ったからと言って、すぐにログインセッションを切ったりということはないです(『ログアウトしますか?』でワンクッション置く感じ)。

実際にログアウト処理させるには『?action=logout&_wpnonce=〇〇〇〇』のような、WordPress Nonceがくっついたページに入る形になりました。Nonce(のんす)は、URL やフォームを守るための「一度だけ使われる値(同じユーザーでも、時間をおいてアクセスすると値がかわるなど・ただし有効期限の間は一緒)」のことだそうです。

ログアウト機能を実装で、『ワンクッション置かずに一発ログアウト』にしたい場合は、『WordPress Nonce』が入る形でリンクを出力したほうがよさそうです。

wp_logout_url()でログアウト用urlを出力すると、WordPress Nonceが入り、ワンクッション置かずにログアウト

ボタン押したら一発ログアウトにしたかったので、別の方法を。『wp_logout_url()』をechoしてみます。リンクとかが入ってくる場合は、コロン構文にしてやったほうが、少し楽です。

とりあえず、このブログで試します(テスト完了につき、今はこのリンクはありません)。

『wp_logout_url()』で出力したリンクだと、最初から『wpnonce=〇〇〇〇』というのが入ってくるという違いがあります。

『wpnonce=〇〇〇〇』がついたリンクだったので、ワンクッションおかずに、サックリとログアウトができます。会員サイトなどで、『自動ログアウト』ではなく、『ユーザーにログアウトボタンを押してもらう』流れを想定しているときは使えるでしょう。

参考リンク(codex/wikiなど)

あとがき・まとめ

  • 一般的にWordPressでログアウト機能に使うのは『wp-login.php?action=logout』や『wp_logout_url()』(他にも方法はある)
  • wp-login.php?action=logoutでログアウト処理をする場合、ワンクッション置く形になる
  • wp_logout_url()でログアウトリンクを出力した場合は、WordPress Nonceがパラメーターに入り、一発ログアウトができる

まとめるとこのような形でしょうか。個人的には『wp_logout_url()』が、余計な動作が一個減らせるので、事前にユーザーにお知らせさえしておけば良いというような感じはしました。会員コンテンツを含むサイトを行う場合には必要になってくると思いますので、上記の挙動もぜひチェックしてみてください。


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