icon
Let's create! WordPressサイト制作とメンテ/エラー対応から、PHP/CSS/javascriptプログラミング、動画・音・イラスト等制作まで扱うコラム

【ダンスミュージックアレンジ】独特の軽さで変化、シンセ『プラック(pluck)音』使い方・アレンジ例

更新: 2024/02/17 1602文字

今回は、管理人がダンスミュージック系の楽曲づくりの際、タメるときによく使う音色/シンセサイザーの『プラック(pluck)音』を取り上げます。どういった音色で、どんな感じに使えるのか?管理人が作ってみた楽曲もあわせて、さっそく見ていきます。

シンセサイザーpluck音色の特徴や作り方

音色にはどのような特徴があるの?

まずは適当に、音色カテゴリで検索してみます。xpand2の次くらいに、このサイト管理人に『いつものやつ』扱いされてる(笑)、synthmaster。 201607012

シンセのライブラリ内をその用語で探してみました。プリセットのエディットしてません。一般的には、歯切れの良い軽い音で、最近のものはディレイなど空間系がかかってることも多いといえます。

作るときはどのようにエディットする?

重要なのはエンベロープ操作。いつものxpand2で、アタックやディケイが操作できたのでやってみました。わかりやすいように、基本波形(サイン波や鋸歯状波)を、和音ならせるようにポリで。 201607013

ディケイを操作して軽いノリにします。 それプラスリリースを伸ばしたり、ディレイで広げたりしてもok。wavesのマルチディレイとかかけてみたんですけど、xpand2ってこんな音出たっけ?(笑)

管理人は、この音色をどのように活用してるの?

最近リミックスやオリジナルをガンガン作っていたので、そこで何件か使ってみました。

エンディングで、じわじわと下げる時に

派手な音色でメインテーマを弾いたあと、この音色でエンディングまでじわじわと下げます。

普通に伴奏につかってもok

アタックが強いわりには控えめなので、リズムや和音の感じをしっかり出しつつも、歌やメインメロディなどに干渉しにくいかもしれません。

大胆にもメインメロディに

落とすとき用みたいな言い方をしてきましたが、一番目立つ部分にガツンとこの音色を投下してみました。ド派手ビッグルームじゃないEDM・ポップス寄りのダンスミュージックには、こちらがおススメです。

EDM系のイントロに(youtube ssf)

管理人の著作権フリー曲サイトSSFに載せている曲です。イントロ部分がこれ系の音色。いきなり派手なシンセサイザーが鳴るより、じわじわ入る効果があります。メインが最初pluckで出て、派手め音色に切り替わって盛り上げる、という効果があります。

あとがき・まとめ

  • pluck音色はディケイを操作して軽いノリにして作るほか、プリセット内に見つかることも多い
  • 少し落としたようなセクションに使うと効果的

まとめるとこのようなところでしょうか。音色エディットや入れるセクションを工夫して、効果的に使えると思いますので、ぜひご検討ください。


【カテゴリ】- 楽曲アレンジ・ミックス
【タグ】-

関連記事