落ち着いた音で定番にも使えるトロピカル・ハウス作り方~パンパイプリードなどを取り入れて
| 更新: 2024/02/17 | 1140文字
今回は、管理人もremixでつかってみたりしている&2015~2016のダンスミュージック・popsシーンのトレンドになりかけている『tropical house』を取り入れたアレンジのしかたを取り上げます画像はいつものおやじギャグです。もしトレンドをはずしても、落ち着いたSoundで定番手法としても活かせるアイデアを早速みていきましょう。
そもそも、『tropical house(トロピカルハウス)』ってどういうジャンル?
2010年あたりから出てきた、わりと新しいジャンルで、ハウス系のサブジャンル。トラックメーカーの『Thomas Jack』が、この名称で呼び出したことを起源とするようです。
管理人が海外wikipedia読んで、訳してみました。音の特徴は以下のとおりです。
・4つうちバスドラ&シンセサイザーを駆使したバックトラック
・deep houseが重めなのに比べて、これは明るめでアップリフティングで癒される雰囲気。
・南国を思わせるインストゥルメント(パンパイプやスチールドラム、マリンバ、ラテンパーカッション)を使用
・他のダンスミュージックサブジャンルに比べて、やや遅めのBPM
書いてありませんが、200曲ほど管理人がチェックした印象は、アコースティックギター等の生楽器(またはそれをシミュレートしたプラグイン)も効果的に使っている印象がありました。
上記の特徴を踏まえてtropical house風トラック作ってみましょう
管理人が20分で作ったトラックです。
歌は海外のフリー素材サイトより。ディケイは短めだけどディレイが長めのシンセを伴奏に、パンパイプリード(xpand2、微妙に音程&オクターブ変えて3レイヤー)、ラテンパーカッションloopなどを加えました。また、キックは少し軽めの方が、このジャンルには合いそうです。かけた時間が時間なんで、作り込みできてませんが、それっぽくないでしょうか?
2016現在、海外のビルボード上位にはこの手の音は見られますが、日本には一部のDJ以外には、余り取り入れられてないジャンルです。手をつけておけば、先行者利益を得る可能性もあるかも?
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