【ピアノアレンジ】見栄え・音域・表現力を高める、左手パート伴奏パターン紹介
| 更新: 2024/02/17 | 1621文字
今回は、dawでピアノアレンジやpfトリオ・pfハウスリミックスやる以外にも、弾き語りとかカフェでひいたりにも使えるかもしれないピアノテクを紹介いたします。和音進行もいつものように451(ただし今回はDキー)で、いろんな左手パターンを見ていきます。
目次
ピアノのルート弾き・ブロック和音系の演奏のしかたいろいろ
基本はコレ、コードのルート音・オクターブにしたり、いろんなリズムで
基本はこれです。いろんなリズムで弾いてノリを出します。低音のほうがリズムとか曲の土台的には重要かと思われます。
ルート音&ブロック和音・和音連打で壮大に
合唱曲や古い時代のクラシックによく見られた弾き方。 『右手でなんかやらなければないけど、低音部分は豊かに壮大にしたい』ときはおススメ。
ルート音&ブロック和音・交互でストライドピアノに
上記の『ルート音・ブロック和音』を交互に、歯切れよく弾くとストライドピアノになります。 ブルースや古いジャズなどにも。覚えると『高速ピアノでスーパーマリオ・アスレチック』や『上原ひろみ トムとジェリー』も弾けるかも?
ジャズ・コンピング
ルートは省き、『ダイアトニック・テンション』と構成音を置き換えて、リズミックに弾くスタイル。 右手でソロとか目立つフレーズ時、この左手をいれてもgoodです。 楽譜でコードがわかりにくいけど『Gメジャーセブン→Aセブンス→Dメジャーセブン』です。
アルペジオ系
定番大きめアルペジオ
これは定番です。特にバラード。3拍目裏から抜いてペダルにすると難易度が下がるので、右手のフレーズにより集中しやすいでしょう。
アルベルティバスを、音楽の授業みたいにしない
イタリアの古典作曲家アルベルティの常套手段なので、こう呼ばれている技。 『ドソミソ ドソミソ』っていうやつで、べたっと弾くと学校の音楽の時間みたいになりますが、スタッカートで弾くとノれます。
そのほか、必ずしも左手を使わなくて良いケース
例えば『ピアノソロ・jazzなどのトリオ・バラード系』の場合は、pfパートは基本、左手も使ってやる形になるでしょう(無いと音が薄くなる)。とはいえ、必ずしも使わなければならない、というわけでもなさそうです。
『ハードロック・ツインGT』などの場合は、ギターで低音部分が埋まっているので、『PFはあえて低音を左手で弾かない』というアレンジもあります。
あとがき・まとめ
その他ユニゾンにしたり、音階にしたりなどいろいろな技があります。ぜひ曲調に応じて使ってみてください。
【カテゴリ】- 楽曲アレンジ・ミックス
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