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ロックバンドピアノの役割とは?あると効果的な事例&テクニック6パターン

更新: 2024/02/17 1483文字

今回は、管理人も若いときやってた、バンドピアノについてです。バンドというと、ギター・ベース・歌・ドラムが定番ですが、ピアノが入る効果とはどんなものがあるでしょうか。目立たないことも多いパートですが、以下の事例では効果的かもしれません。6パターンを見ていきましょう。

事例的な話題

1・バラード要員

intoピアノからの楽曲が出た、またはインストアやストリートで、ドラムセット持ち込めない時にこうなることが多いです。経験上(笑)

2・ギターがバッキングをせず、合いの手フレーズやアドリブ的なリックを弾きたがる

UKのアランホールズワースや、yesのスティーブハウみたいなイメージです(笑)合いの手フレーズやアドリブ的なリックは、それはそれでカッコいいけど、伴奏がないと音が薄くなります。この場合はピアノがやらなければいけません(むしろゴリゴリギターが入ってこないロックバンドって新しくない?)。

テクニックや演奏方法的な話題

3・和音伴奏、アタック感と、こもらないコード感を足す

201612192 これは音色的な特質(強いアタックと減衰する音色)によります。持続音だと濁るところも、減衰音なら大丈夫。キメのアタックとかを強化したい時も、ピアノを重ねるとOKです

4・シーケンス同期を組むのがめんどくさい時に、透き通った音のそれっぽいフレーズを入れられる

201612193 ピアノロック曲で見られるパターン。指かえが必要ない音域(例えばオクターブ以内)でシーケンスのように。BPMが速く、フレーズが細かい場合は、指かえでフレーズが遅れるからです。ということは、両手で交互にとかで、メッチャ広い音域でやれば、そこらの並みのキーボーディストより目立つ訳です。

5・歌メロやメインメロのあいまに和音連打を入れ、Beingっぽくできる

201612194 管理人はドラゴンボールGTかなんかの曲で聴いたおぼえがあります。音楽制作会社Beingが、昔よくアレンジで使っていたフレーズです。聞きやすいポップス的な要素にも。

6・ギターやベースが出せない音域の広いアルペジオ

実はこういうフレーズって、手を交差しながらやるとサクッと弾けるんですけど(笑)、ギターやベースに出せない音域のフレーズがやりやすいのは、ピアノです(88鍵盤あるし)。アルペジエーターをピコピコやるよりドラムに合わせやすいですし、目立ちます。

あとがき

基本的に、ギターやシンセが爆音で弾いているバンドでは、ピアノはあまり目立たないことが多いんですけど、上記のようなケースでは、効果が実感できると思います。ぜひピアノプレイヤーの皆さんも(または、これからバンドピアノを始める方も)上記の点を頭に入れ、ご活躍いただければと思います。


【カテゴリ】- 楽曲アレンジ・ミックス
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