モノラル・トラックを、ステレオにする効果って何なの?
| 更新: 2024/02/17 | 683文字
今回は、すごく複雑なテクニックというわけではないですけど、音色によっては活きるかもしれないテクを紹介します。 画像はいつものおやじギャグです。タイトルはパンというより、ステレオかモノラルかです。これにはいったいどんな効果があるか、オーディオデータも活用してチェックしていきましょう。
■モノラル/ステレオ出音の違い実験のしかた
dawにモノラルトラック・ステレオトラックをそれぞれ作り、同じフレーズを入力(っていうかコピペ)します。音源はxpand2。なぜかというと『モノラル/ステレオどちらでも鳴らせる』ので、比較には最適です。 なお、音源立ち上げて最初にでてくるシンセパッドのパッチで鳴らしました(beneath the waves+)。
■モノラル/ステレオ出音実験の結果
■モノラルバージョン
■ステレオバージョン
ステレオ版のほうが、左右に広がってリッチな感じがします。同じ音色・同じ音量・同じフレーズ&パラメータでも違いを出せるということです。
『曲中で定位を積極的に振っていく』ときはモノラル、『全体的に広げてリッチにしたい』ときはステレオなど、用途にあわせて積極的に使い分けていきましょう♪
【カテゴリ】- 音楽コンテンツ事業部
【タグ】-