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ページ高速表示~正規URLとリダイレクトで、速度スコアが10点近く違う件

更新: 2024/02/17 1294文字

今回は、リダイレクト処理における、ページ表示速度の変化を検証します。 題材はこのぶろぐ(/)を使っておこないます。特にスマートフォンサイトへの影響も多いと思われるので、さっそくチェックしていきましょう。

ページ表示速度が落ちた例と原因

やけにページ表示速度が遅いぞ

もともと、オーディオや画像が多いのでこのサイトは重いんですけど(これ以上スコアが落ちるならAMPページ生成を検討)、チェックしてみたらやたら遅い数値が出てしまいました。『SP:54・PC:72』です。PCはまあ良いとしても、スマートフォンアクセスも最近ふえているので、これは対策が必要です。

しかし、url入力欄には『http://sounds-stella.jp/music-creation』と書いていました。先日サーバー側でSSL設定をしてhttpsアドレスで接続できるようにしたので、ここら辺がなんか影響してそうです。

発生していた余計な処理・リダイレクト

googleページスピードインサイトでは、下のほうに『適用可能な最適化』というのがあります。そこに見慣れない項目が。 正しいアドレスは『/』なので、それ以外のパターン『httpでアクセス』『末尾のスラッシュ/が無い』とかのときは、正しいurlに飛ばすリダイレクト処理が発生していました。

wordpressのhtaccessとかに書いて設定したと思うんですけど(必要っちゃ必要ですが)、こういうときに、余計な処理が発生してページ速度が遅くなります。

リダイレクト発生しない、正規URLアクセスの場合

では、正規URL『httpsのアドレス&末尾スラッシュ』ではどうなるか、ちょっと見てみます。

リダイレクトが発生しない分、スコアが上がりました。『SP:63・PC:76』で、スマートフォンに関しては、これだけで約10点上がっています。 『レンダリングブロックするjavascript圧縮』や『画像サイズ小さく』をガッツリ行っても10点上がるので、これはなかなか大きい差といえます。

ポイント:なるべくリダイレクトの発生しない、正規URLで見てもらおう

もちろんリダイレクトは必要なときもある(ドメインやページ移転など)けど、なるべくなら正規URLでみてもらったほうが良いでしょう。『どっかの誰かがsnsで拡散してくれたのが、リダイレクトが発生する旧URLだった』ときとかは、全部書き換えてもらうのは現実的ではありません。

まずは自分でできるところ『検索エンジンへの登録/自分のsns/ランキング/ポータルサイト/広告飛ばし先URL』などを『すべて正規URLで書くことを徹底』して、なるべく速い表示速度で、ユーザーに見てもらいましょう。 (管理人も、ツイッターやぶろぐランクなどのURLは、httpsの正規URLに書き換えました。)


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