【Googleへの登録(インデックス)】fetch as Googleが使えなくなるので、『URL検査ツール』を使うようにしよう
| 更新: 2024/02/16 | 1923文字
今回は、サイトの検索エンジン対策で必要な『Googleへの登録(インデックス)』について取り上げます。 管理人は最近まで『fetch as Google』というツールを使っていましたが、どうやら今後使えなくなるようです。そこで『このツールの必要性』や『今後の代替ツールの使用方法』をチェックしていきます。
fetch as Googleとは?どんなメリットが?使えなくなるとは?
Googleが公式で提供している『クロールのリクエスト・レンダリングテスト』などができるツールです。特にクロールのリクエストは、検索エンジンにサイトを登録(インデックス)させるときに重宝していました(インデックスされていないと、ユーザーが検索しても、検索結果にサイトが出てこないため)。
しかし・・・ 管理人がいつものようにサイトの記事を追加し、クロールのリクエストをしようとすると『fetch as Googleが2019年3月28日以降は使えなくなる』との表記が。 ちょっと検索エンジンがクローラーで拾ってくれるのを待つだけになるのは、かったるいものです(笑) 代替のツールはあるようなので、それもチェックしましょうか。
これは、ウェブマスター向け公式ブログ2019年3月1日の記事でもアナウンスされています。結構最近の情報ですね。『Fetch as Google は、URL 検査ツールに置き換わります』というところが、Fetch as Googleの代替ツールの話題になっています。以下、ウェブマスター向け公式ブログの記事です。
■新しい Search Console で重大な課題に取り組みましょう ~ 今後のロードマップのご紹介 https://webmaster-ja.googleblog.com/2019/03/focusing-on-new-search-console.html
URL検査ツールの使い方(インデックスのリクエスト)
というわけで、さっそく『fetch as Google』のかわりになりそうな『URL検査ツール』を利用して、Googleへの登録(インデックス)をリクエストしてみます。 入り方は、サーチコンソールの左側メニューに『URL検査』というところがあるので、そこから入ります。
次に、上部の『○○(サイトのドメイン)内のすべてのURL検査』というところに、これからインデックスをリクエストしたいurlを入れます。新しく記事を追加したときなど、個別のURLを入れる形になると思います。 ちょっと特殊なのは『登録するurlを入れる』とか書いていないところ。わかりにくいですが、ここからインデックスのリクエストに進みます。
インデックスからデータ取得の表示が出ます。ここは待っていればokです。
新しく作ったページなどで、googleに登録されていないページの場合『URLがgoogleに登録されていません』と表示がでます。 その下に『インデックス登録をリクエスト』というリンクがあるので、ここをクリックします。
『登録可能かテストする』の表示がでます。 検証はしていないけど『メタタグno indexが指定されてる・robots.txtでクローラー拒否してる』などの場合は、ここで引っかかるかもしれません。
特に問題なければ、『インデックス登録をリクエスト済み』という表示になります。 クローラーが回ってきてgoogle検索にも表示されるようになったら、リライトや内容充実などを図って、ユーザーが読みたくなる・クリックしたくなるようにしていくと、順位も少しずつ上がって、検索経由のアクセスが増えるでしょう。
あとがき・まとめ
- fetch as Googleはインデックス登録に便利だが、2019年3月28日以降は使えなくなる
- その代わりのツールが、サーチコンソール内のURL検査ツール
- すべてのURL検査のウィンドウにurlを入れた後に、登録リンクが出てくる
まとめるとこんなところでしょうか。登録リンクの位置がちょっとわかりにくいのですが、数回同じ操作を行って慣れれば、問題なく使えると思います。インデックスリクエストも忘れずに行って、検索でさがしているユーザーにも情報が届くようにしてみましょう。
【カテゴリ】- SEO(検索エンジン最適化)情報
【タグ】- googleサーチコンソール