低品質(PV少ない)ページをGoogleサーチコンソール・アナリティクスで見つけ削除する方法
| 更新: 2024/02/16 | 2107文字
今回は、検索エンジンおよび読者からみてサイト評価を向上させる、『パフォーマンスが微妙(読みたくならない・そもそも読まれない)なページをカット』します。 ツールはサーチコンソールとGoogleアナリティクスを使用します。『このサイトで読まれていない記事』などもさらしつつ、実際にカットしてみますので、さっそくみていきましょう。
目次
低品質ページとは?なぜ削除が必要か
Googleのwebマスター向けブログ『良質なサイトを作るためのアドバイス』 https://webmaster-ja.googleblog.com/2012/09/more-guidance-on-building-high-quality.html などでも述べられています。
『内容がない・薄い・ユーザーが進んで見たくならないページ』みたいなのを品質が低いとし、『それらを削ったり他ドメインに移動することは、良質コンテンツの掲載順位改善につながる』とのことです。
とはいえ、管理人的には、Googleが言ってるからやる訳でなく、『今後の方向性を、過去の低品質記事が足引っ張ってるのがイヤ』なので、削除とかで対応したいと思います。
低品質・人が見ない(pvなどが低い)記事を探す方法
サーチコンソールでページ指定
データが90日残るので、短期~中期スパンでチェックに向いています。『ページ』を選び、『クリック数やその割合が低い』『掲載順位が悪い』などの記事を見つけます。 『表示回数が少ない』状態でも、クリックがある程度上がってるのはおいておきます。
Googleアナリティクスを使う
こちらは90日以上古いデータにも使えます。『ページビューや、滞在時間・直帰率』などを総合的にみて、消すページを検討します。
例え直帰率が8~9割と高くても、検索上位をとっていて単体ページビューが高い記事は、『そのページ内容にあったアフィリ広告』などで収益化できるので、置いておきます。
このサイトで削除対象(管理人的判断)になったページ
ではさっそく、このサイトで『見られていない』などの低品質・低パフォーマンスページをチェックしていきます。チェック期間は1ヶ月で、昔から置いているのに1ヶ月1~2PVの記事は、ほぼみる人いないとみて間違いないでしょう。
1ヶ月2PVのライン
う~ん、昔音楽制作ブログだった名残で用語タグ(くりしぇとか)つけたけど、ダメですね。タグはあまり機能してません。
『ランダマイズ』とか難しい言葉が出てくる記事も、興味をそそらないようです。でも、なるべく映画ネタは残したいかな(笑)
1ヶ月1PVライン(超低パフォーマンス記事)
一部の音楽制作記事は、手間がかかる上にみる人があまりいなく、マジでダメなようです(涙)
こちらも。『リバーブ帯域』とかマニアックすぎます。コード進行とかの方が『弾き語り・色々なパートの人が読みに来る』ので、アクセス取れる傾向にありますね。
2012年くらいまではまだ、プラグイン音源紹介やDAWテクでアクセスをとれましたが、この業界は情報やツールがすでに飽和しています。
先日みたら、avidテクノロジー(pro toolsとか出してる会社)のナスダック株価が下がりまくって(上がるのはメディアコンポーザー話題の時くらい)たりするので、DAWにはあまり未来がなさそうです(そのように投資家は判断しています。あると思っているのはミュージシャンだけです。)
そんなわけで、手間をかけたわりにはパフォーマンスが微妙なこれらの記事をカットしました。
その他・タイトルリライト時の注意(アナリティクス・タイトルで表示)
Googleアナリティクスでは、ページのタイトルで表示するときは、分かりやすいけど、注意が必要です。
この記事はそれぞれ違うタイトルに見えますが、URLは同一です。理由はタイトルをリライトしたため、古いバージョンと新しいバージョンが混在しています。リライトをする習慣がある場合はこういった紛らわしいこともあるので、URLもあわせてチェックします。
あとがき
ちょっと手間かけて書いた記事を削除はもったいない気がしましたが、『ドメインに、あまり表示されない上に収益にもならないキーワードのイメージがつく』のは損失かも知れません。
また、手間をかけたからといって、必ずしもユーザーが読みたいわけでもない、パフォーマンスがよくなるわけでもないとも言えます。
そういうときは『スパッと切る』決断も大事です。ただし短時間に大量削除は、ページ内リンクが減って悪影響になるので、徐々にカットしていってください。
【カテゴリ】- 再生回数・アクセスの解析
【タグ】- googleアナリティクス, googleサーチコンソール