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pinterest(ピンタレスト)で、デザインアイデア探し方・著作権が心配な場合は非公開ボードも使う

更新: 2024/02/16 1839文字

今回は、pinterest(ピンタレスト)を使用して、デザインのアイデアを集めてみます。

ここまでくると明らかにSnapchatやInstagramとは方向性が違う点がおわかりいただけると思います。さっそく、アイデアを探しにpinterestをのぞいてみましょう。ちょっと著作権対策も取り入れます。

そもそも、pinterest(ピンタレスト)は他の画像snsとはコンセプトが違う

検索エンジンで出てきた、pinterestのdescription(サイトの説明)を見てみましょう。ポイントは『アイデアの発見』

ここの記述は、Snapchatでは『瞬間を共有・シェア』、Instagramでは『友達や家族とシェア』となっています。コンテンツの発信者・クリエイター向きかもしれません。

pinterest(ピンタレスト)で、デザインアイデアを集める

例えば、『ラーメン屋メニューデザイン』を集めてみる

例えば、ラーメンのサイトの発注が入ったと仮定して、メニューのアイデアを探します。まずはボードをつくりますが、『ラーメンメニュー』など、わかりやすい名前をつけておくとよいでしょう。

あとはキーワード・ボードを駆使して探し、探しているものの参考になりそうな画像を、どんどんpinしていきます。

できました。いっぱいあつめて『文字の配置・フォント・画像の配置・色合い』などを研究します。

カフェのチラシ・webサイトのデザインを探したい場合

『カフェ・フライヤー』とかで検索するとガンガンでます。googleより関係ない画像がでる確率が低そう(体感的にですが)。pinした画像ページに飛び、その下に出る関連画像にもなかなか精度が高いものがあつまってきます。

著作権が心配な場合は、非公開の個人用ブックマークとして使う

こういったサイトで心配されるのが著作権。他者が著作権を持っている画像だらけのボードを、自分のサイトに埋め込んで(ウィジェット埋め込みできます)利用することは、著作権的に心配だったりします。訴えられた場合、pinterestは保証してくれないかもしれません。pintarestには『Submit a copyright complaint(著作権侵害報告)』機能があります。

ウィジェットとかにして自分のサイトに埋め込んで使っていたら、『pinterestに削除申請が行くだけでなく、ボード埋め込み主にも苦情がくる』というリスクは避けたいところ。そこで、著作権法第30条・私的使用の範囲で『非公開の個人用ブックマーク』として、アイデアを集めてみます。

シークレットボードを使って、フォロワーを招待しない

pinterestには、ログイン者と招待ユーザーだけ見えて、他の人には見えない『シークレットボード』という機能があります。ページで言うと、通常のボードの下のほうに。ここにフォロワーを招待しなければ、完全に著作権法第30条でいわれる、個人利用・私的使用として利用できます。

著作権侵害の危険性があるボードは削除できる

知らずに作っちゃった場合は、削除などですばやく対処しましょう。『ボード編集画面』で削除ができます。ボードができて画像が拡散してしまうと、権利者がこまることがあるからです。

例えば、『発売前の少年ジャンプから、ワンピース最新話を抜いたサイトがあって、それをpinしてしまった場合』と考えると分かりやすいでしょう。知らないうちに著作権侵害ファイルの拡散を手助けしないようにします

まとめ・あとがき

ちょっと使ってみたところ『発信ツール』のほか、『アイデア探しツール』としてもなかなか便利ということがわかりました。画像の著作権などを気にしながら行うと、安全に使えると思います。

特に自分のサイトに埋め込んで公開する場合などは『自分で描いた・撮影した・デザインしたもの』を中心に扱うと、トラブルが少ないと思われます。逆にpinされたくない場合はpintarestではなくブログなどにして、『メタタグにnopin』などにするとよいでしょう。


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