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【METAタグで新サイトに転送】meta http-equiv=”refresh”で転送・WPサイトでの活用・301リダイレクトとの使い分けとは?

更新: 2024/02/12 2373文字

【METAタグで新サイトに転送】meta http-equiv=

今回は、管理人がネットサーフィンしていて見つけた、サイトの転送&活用テクをご紹介します。 『meta http-equiv=”refresh”』という、(チェックする前に飛ばされる)あまり見かける頻度が多くないタグですが、『効果・活用法(ただしやりすぎ厳禁)・他の類似するものとの使い分け』などを確認していきます。

メタタグ『meta http-equiv=”refresh”』とはどのような効果?書き方や使い方は?

HTMLメタタグの一種で、サイトの<head></head>内に記載します。 『<meta http-equiv=”refresh” content=”○○;URL=○○○” />』のように書き、効果は『サイトに訪れたユーザーを、指定したURLに、指定した秒数で飛ばすことができる』というものです。contentの引用符””の中に秒数(数字)と、移動先のサイトURLを書く部分があります。

URLリダイレクトの一種で、活用方法としては『サイト移転・ドメイン取得・https化などでURLが変わったとき、新しいURLに飛ばす』みたいなときに使うのが一般的です。

たとえば、管理人が昔つかっていたぶろぐ『https://mikastellamusica.blog.fc2.com』から、このサイト『/』に2秒で転送させたいとしましょう。昔のぶろぐの<head></head>内に 『<meta http-equiv=”refresh” content=”2;URL=/” />』 と書きます。

ただし、実際には・・・ この系統のタグが禁止されてるので書けなかったんですけどね(笑)

(悪用・多用厳禁)WordPressサイトでの活用~外部ブログサービスの足跡機能を使い、meta refreshでWordPressサイトに飛ばす

WordPressサイトの欠点は、他のブログサービスと違ってコミュニティ機能がないので『立ち上げ段階でのアクセスが弱い』という点です。 しかし、管理人の外部ブログサービス(fc2.livedoorなど)にアクセスしていった、とある方(サイト名は出しません)が、meta refreshと足跡機能を組み合わせてWordPressサイトでのアクセス稼ぎをしていたという点もご紹介します。

どういう事例かというと、まずfc2.livedoorなどのブログサービスで、足跡をつけて行きます 『何だこの変なタイトルのぶろぐ』って気になって見に行くと、0秒のmeta refreshで、WordPressサイトのほうに飛ばされます。検索エンジン評価を分散させないように『<meta name=”robots” content=”noindex,nofollow”>』をぶろぐサービス側につけておくなど、なかなか用意周到な方のようでした。

なお、しつこく足跡つけまくると嫌われて見てもらえなくなるので、ほどほどにしておきましょう。

.htaccessファイルを使った301リダイレクトとは違うの?

サーバーアップロードタイプのぶろぐや、htmlでサイト組んでる方は、サーバーに.htaccessファイルをのっけてリダイレクトすることが多いと思います。管理人は『アドレスがhttpsに変わる場合』、こんな風に書いて301リダイレクトを行いました。 RewriteCondが指定する『httpsがオフ(httpでアクセスされた場合)』という条件のとき、『httpsがついたアドレスに301リダイレクトで飛ばす』というRewriteRule処理が行われます。

こちらのほうが、サイトのurlが変更になったことを検索エンジンがチェックできるので、検索順位などを引き継げる分有利・推奨とされています。 一方meta refreshだけでは、検索順位などのデータを引き継げないので不十分です。

とはいえ、.htaccessファイルを使った301リダイレクトは『Apacheのmod_rewriteモジュール利用可能なサーバー』じゃないとできません。外部ブログサービスでは、.htaccessファイルを置けないところもあります。そういうときの移転時の対策として『meta refreshによるリダイレクト』を押さえておきましょう。

あとがき・まとめ

  • head内にmeta http-equiv=”refresh” content=”○○;URL=○○○”みたいに書いて、アクセスを転送できる
  • ブログサービスの足跡機能を使い、meta refreshでWordPressサイトに飛ばす事例もあるが、しつこい足跡つけ行為は厳禁
  • meta refreshリダイレクトだけでは、検索順位データなどを引き継げないので、301リダイレクト推奨
  • .htaccessファイルを置けないけど移転したい場合にはmeta refreshリダイレクトが有効

まとめるとこんな感じでしょうか。ネットの偉い人は『301リダイレクト推奨だ~』とよく言いますが、すべての状況で.htaccessファイルをおいて301リダイレクトがかけられるわけではありません。そういう状況下でのサイト移転などのときに、meta refreshリダイレクトが使える点も押さえていただければと思います。


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