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サイバーな雰囲気(分数・テンション)コード・マイナーコードに、全音下のメジャーコード

更新: 2024/02/17 189文字

今回は管理人がDAWで音符をコピペするときに間違ったら、カッコいい和音が出てしまったので、その話題です。 メジャーコードに、別度数のコードを重ねるネタ(メジャーコードに全音上メジャーコードを重ねる)は以前書きましたが、今回はどんな響きになるのでしょうか?さっそくチェックしましょう。

■『マイナーに全音下メジャーコード』の響きを確認<

簡単に調号のないキーで書いてみます(Aマイナー)。管理人がAマイナーコードの部分に、間違ってGメジャーを貼ってしまったところ、この響きが発生しました。よくあるユーロ進行の最後の部分に、このコードを混ぜています。

■度数などの理論的な考え方&別バリエーション

■Aを基準に考えた場合。A音がルートになる、テンションとして解釈か

上記の進行で、Aをルートにしてみた場合はテンションとして解釈できそうです。 Gメジャーコードの構成音が『G(ソ)・B(シ)・D(レ)』で、これはそれぞれA音に対して、『短7度(マイナーセブン)・オクターブ上長2→9th・オクターブ上4度→11th』となります。コードネーム的な表記だと『m7(9.11)』といえそうです

■別バージョン・Aマイナーに重ねたGがルートになる、『AマイナーonG』みたいな分数コード

せっかくなんで、別バージョン(AマイナーにGを重ねるけど、Gがルートになるパターン)を考えてみました。同じ構成音でも、ルートのお陰で響きが変わりました。ルートをGにしてみたバージョンです。この場合は分数コードみたいな感じですね。AからFやEに下がるときに挟んでもカッコ良いかもしれません。

間違って誕生した響きも、理論的に整理して使いやすくしておくと、よいかもしれません。


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