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良い感じのコード進行・メジャーキーⅢ(CキーのときEm)から始まるパターンいろいろ

更新: 2024/02/17 1327文字

今回は、管理人が最近気になっているコード進行について(メジャーキーⅢから始まるパターン)、いろいろなパターンで取り上げて見ます。ダイアトニック(調性内・キー内)の和音なので、取り組みやすいかもしれません。響きもちょっと特殊です、さっそくみていきましょう。

メジャーキーⅢの和音とは?

見やすいよう、調号のないキーでかきました。Cメジャーキーに出てくる和音です。このⅢというのが左から3番目の和音で、CキーのときはEmです(3番目なので、GキーのときはBm、DキーのときはF#mになります)。

jpopやロックのシーンでは、Ⅰ(主音)・Ⅱ(ツーファイブ/サブドミナント)・Ⅳ(サブドミナント)・Ⅵ(Ⅰの並行調、同じ調号のマイナーキー頭)などから開始するパターンは非常によく見られますが、Ⅲはそこまで多くないような気がします、上記とくらべれば。次の段落では、この和音を頭にもってくるコード進行をいくつかやってみます。

メジャーキーⅢ(CキーのときEm)から始まる、コード進行パターン

例1:Ⅲからサブドミ・ドミナントと進んでⅠへ

そのまま完全終止に入って解決するパターンです。Ⅰの部分はルートポジションで書きましたが、転回してスムーズにつながるようにしてもokです。

例2:Ⅲからツーファイブ、ただし解決させない

音楽理論上はきちんと解決させるのが望ましいとはいえ、ループしていると気にならなくなるのも不思議なところ。 終わった感じが少なく、ちょっとふわっとした感じです。

例3:Ⅲから順番に進行してⅥへ

これは解決先がマイナーコード(このキーではAm)なので、さびしい雰囲気をだしたいときなどは向いています。

他にもいくつかのパターンが考えられますが、ドミナント→Ⅰとか、そのキーを特徴づける進行を挟まないと、Ⅲ度のコードに聴こえなくなってくることがあるようです。(例:Em→Amだけだと、EマイナーキーのⅠ・Ⅳとも同じなので、ⅢでなくⅠとして響いてしまう)Ⅲとして響いてもらったほうが、今回の趣旨にはあいます。

活用方法~7度を積んでみるなど

例1の『Em→F→G→C』に7度の音を積んだパターンです。進行は『Em7→FM7→G7→CM7』となります。 ちょっとフワッとした感じの進行にしたいときは、7度やテンションを入れてみるのも良いでしょう。他の例についても当てはまります。

よかったらぜひ、こういった進行も取り入れてみてください。


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