和音切りかえタイミングで、こんなに雰囲気替わる♪ハーモニックリズムをいろいろ変えてみよう
| 更新: 2024/02/17 | 1093文字
今回は、ちょっと前にアレンジ楽曲注文いただいたお客さまと『コードの切り替えるタイミングを、1拍から2拍に変えたらどうだろう?』みたいなやり取りをしてて思い付いたねたを紹介いたします。 画像はいつものおやじギャグです。コードの切り替えるタイミングを変えた効果を、早速検証していきましょう。
目次
ハーモニックリズムとは?
簡単に言うと、『和音に対するビートの数』で、このハーモニックリズムが細かいと『短い頻度で和音が目まぐるしく変わる』、大きいと『同じ和音で8拍とかゆったり引っ張れる』ということ。 『四小節でひとまわしの場合は、1・3小節めの頭コードチェンジが印象が強い』みたいな理論もあるんで、いろいろ調べてみてください。
試しに、同じ進行でもハーモニックリズムをいろいろ変えてみて、どうなるか検証してみます
お題のメロディ及び、基本型の1小節1コードのパターン
・メロディ ・コード進行 ・オーディオデータ コレを今回の基本型としてみます。進行はこの四つのコードを使います。ゆったりする、2小節1コードのパターン
アレンジしだいでは、BPMが速くてもゆったりと聴かせることができそうです。
ミドルテンポだと効果的かな?2拍1コードのパターン
このサンプルのように、BPM130程度だと、ループしても自然です。ただし、BPM180くらいになるとせわしないかも。今回はただハーモニックリズム切り替えただけなので、終止形をメロディに合わせて工夫するとベター。
使いどころの工夫が求められそうな、1拍ごとのコードチェンジ
BPM130程度でも、ずっとループするとせわしない印象がでました。ただし、サビ最後の一まわしにだけ入れるなど、強調したいポイントを選んで入れると、非常に効果的です。
ハーモニックリズムも工夫して、楽曲をしっかり盛り上げてみましょう。
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