CDプレスって高い?『スリムケース&数百枚』なら数万円ですむのでCDRよりおススメ
| 更新: 2024/02/17 | 2277文字
今回は音源をCDでリリースするときに検討しておきたい事項についてです。プレスにするかCDRにするか。 最近はCD業界不況といわれていますが、『バンドやアイドルのイベント』『シンガーソングライターの、ライブスペース』などでの手売り物販、『コミケ・サンクリ・M3などの同人系イベントや委託』などの活動をされている方は多いといえます。参入前に、プレスorCDRかも検討しておくとよいでしょう。さっそく、両方のコストを見てみます。
目次
■(実例)管理人が配布用CDRを出したときのコスト
まずは、CDRの場合のコストを見てみます。管理人がやってみた例と、CDRコピーサービスの費用をチェックします。
■CDR&ケースをゲットするときは、まとめて買うと安い
確かアマゾンで買ったんですが、100枚&ケースを調達しました。20枚とか30枚より、100枚などでまとめて買うと費用の節約になります。200枚用意した場合のコストは8068円で、うまい棒(1本10円で計算)が806本買える値段です。(自分でCDRで焼く場合の限界ラインは、おそらく200枚くらいと思われます。時間がかかるので、これ以上は業者に依頼したほうが早いです。)
■CDRの場合は、ジャケット印刷を使う
CDRを配布する場合、絶対やっちゃダメなのは、『不織布の袋に入れたまま配布』です。 なぜなら、中身の音がいくらすばらしくても、最初に判断するのは視覚だからです。 そういう場合は、ジャケット印刷を使います。絵は自分で描いて(お絵描きも大好きです)、 アドビのイラストレーター形式にして入稿しました。こういう袋で届きました(あけ方下手です)。
https://www.presstalk-direct.jp/product/59先日使ったサービスは、ジャケット印刷『プレストークダイレクト』で、200枚印刷しました。 費用(4ページ表カラー)は¥11,870で、200枚制作の合計コストは19,938円でした。 これはうまい棒が1993本買える値段です。
■CDRコピー&ジャケットサービスだと?
検索で見つけた例です。CD-Rコピー 5mmスリムケース完パケセット(bandnomikata)。
http://bandnomikata.ocnk.net/page/51ここですと、 『100枚で¥15,800』 『200枚で¥25,800』 でした。200枚だと、うまい棒が2580本の値段です。自分で作ったほうがちょっと安く、だいたい他社もこのくらいの相場のようです。
■スリムケース&数百枚で注文できる、CDプレスサービスいろいろ
次はCDRコピーではなく、CDプレスサービスを見てみます。大量に作るときは1枚あたりの単価が安いから、プレスのほうが有利です。最近では数百枚単位の小ロット発注も受け付けているところが増えてきました。
■スリムケースパッケージコース (株式会社サティスファクション)
https://satis-inc.net/product/detail/id/258/
4ページフルカラージャケット・盤面印刷・キャラメル包装というオプションです。 『4ページジャケット300枚→¥44800』 『4ページジャケット500枚→¥54800』 でした。54800円は、うまい棒が5480本買える値段です。
■スリムケース・4P二つ折りジャケットセット(プレスステーション)
http://press-station-international.com/modules/pico/index.php?content_id=3
4P二つ折りジャケットセット 『4ページジャケット300枚→¥44800』 『4ページジャケット500枚→¥54800』 でした。。
■海外CDプレス/CDプレススリム/マキシ印刷パック(有限会社サーフ・プロジェクト プラチナディスク)
https://platinumdisc.jp/cd/kaigai/maxi.html
『4ページジャケット300枚→¥51,408』 でした。
P4 ジャケット7mm ジュエルケース仕様(Cloud 9)
http://cps.cloud9.co.jp/product/cd-7mm/
『4ページジャケット300枚→¥55,700』 でした。。 また、追加料金で『ディスク仕上り見本・特急製造・レーベルフィルム作成シルク4色/フルカラー』などをつけてくれます。
■まとめ・200枚こえるならプレスにしよう
とりあえず、CDRは自分で作れる限界値の200枚でやってみました(実際組み込んだのは100枚笑)。これを超える場合はプレスで。400枚作って4万円くらいになるけど、焼き・組み込み時間がかなり短縮できると考えれば、小規模プレスを使ったほうがよさそうです。
うまく時間を節約したら、その分は広報活動などにあてるなど、時間を有効に使って、楽しい音楽コンテンツ発信活動をしていただければと思います。
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