サイトがカッコ良くなるCSS~RGBAカラーやグラデーションで微妙な色合いも表現
| 更新: 2024/02/17 | 219文字
今回は、webサイトをカッコ良く見せるために必要な基本技術・CSS(スタイルシート)を扱います。 使うテクは『RGBAカラー&グラデーション』画像なしグラデだと、サイト容量も少し落とせるかもしれません。さっそくCSSでのやりかたを見ていきます。
目次
RGBAカラーってなんなの?
イラスト制作ツールとか使っている方にはおなじみかもしれませんが、こんな感じでRGBAの割合を変えて色を作ります。
RGBAカラーを使うCSS書き方
注:たぶん大丈夫だと思うけど『透過対応してるブラウザ』で見ていただければと思います(古いIE用コードとか書いていません)
セレクタやプロパティに色をつけたいところ、赤・緑・青・透過の順で
ちょっと作ってみました。全体CSSはめんどいので、インラインで上記の場所だけに書きました。背景ということなので『background-color』としました。
通常だとcolor:#ffffffみたいにカラーコードを指定したりもしますが、CSSでRGBAカラーのときは赤・緑・青・透過の順で指定します。G(緑)が少し混ざって、淡いブルーになりました。最後の『1』は透過で、『1だと不透過100%、0.5だと透過50%、0だと透過100%』という形です。
透過を強くしてみた例
さらにa(アルファ)を操作して、半透明に。0.5にしてみました。
RGBAカラーとグラデーション合わせ技
さらにカッコよくする技として、グラデーション(linear-gradient)を。白(255,255,255)から、淡いブルー(0,120,255)へと、徐々に変化します。
(旧ブラウザの方向け)RGBAカラーとグラデーション表示例
古いIE用コードは書いてなかったので(またはグラデーション対応してない)、上記のCSSが表示できないかもしれないので画像を用意しました。この画像のようなグラデーションがかかります。
IEバージョン11では表示できました。これは2017年9月で24%のシェアがあります。最近ではIE8.9.10あわせて数パーセントのシェアなので、だんだん気にしなくなってもよくなっています。特にグラデーションや透過表示に難があるのは8以前でした。
また、最新ブラウザでは大丈夫っぽいんですけど、ベンダープレフィックス指定 (-webkit-linear-gradientや-moz-linear-gradient、-ms-linear-gradient)も覚えておくと良いかもしれません。 管理人も2012年ころはこれ書いてました。ルナスケープでレンダリングエンジン切り替えたりして(笑)
まとめ
- RGBAカラーだと透過などもok(opacityと使い分ける)
- linear-gradientでグラデーションもつけられる
- IE8あたりだと表示が崩れる可能性があるが、使っている人ほとんどいない
- ベンダープレフィックスも覚えておくといい
といったところでしょうか。IEよりはスマホ優先の方が、時流的にはよさそうです。グラデや淡い色合いもうまく使って、ユーザーが見やすい&ブランド力のあるサイトを作っていきましょう。