(Native Instruments ・FM8)ステップシーケンサーの使い方・シーケンス組み方
| 更新: 2024/02/16 | 1580文字

今回は、【トリセツ読まない簡単シンセ】。管理人もたまに使ってるシンセサイザー『FM8(ネイティブインストゥルメント)』で、使い方紹介をやってみます。外国産で取説も英語だと読みたくなくなり、使い方がわからないままになりますが、今回はステップシーケンサー機能に絞って紹介してみます
目次
この記事書いてみた理由~運営が日本語版取説流してない
ネイティブインストゥルメントの運営が、サイトでマニュアル(pdf)は公開してるんですが・・・
何故か日本語版がないようです(愁)おもしろい機能はあるのに、操作がわからないってだけで宝の持ち腐れにするのも、なかなか勿体ないかなと思います。
とりあえず、ステップシーケンサーに絞って、使い方をチェックしてみます
まずは、音色を選択しよう
最初にシーケンスフレーズに合いそうなパッチ選びます。
知ってる、イメージに合いそうな言葉を、左から順番にクリックしていくと、絞りこまれていきます。『デジタルで、ビッグでスローアタックな』みたいな感じで、イメージで探しても早いでしょう。とりあえず、ベルとかピアノ&シンセみたいなパッチ見つけたので、それを使います。
ざっくばらんに、各種機能
アルペジオon/offに、ユーザーパッチ呼び出し、符点orハネ、アクセントと全体ベロシティ、パターンエディタなど、色んな機能がありますね。
複雑なシーケンスを鍵盤一発で呼び出す重要ポイントである、パターンエディタを押さえよう
とりあえず、なにもしない状態ではこんな感じ。
その拍のon/offやアクセント、シンコペ、オクターブ上下、トランスポーズ(+1で半音ずつ上に)を駆使し、シーケンスを組みます。
また、『note order』という機能がありますが、
これは和音で弾いたときどの順番で鳴らすかという機能のようです(英語版マニュアルより)allにすると、弾いた和音の構成音が全部鳴ります。
とりあえず、鍵盤一発で色んなコード進行に汎用性があるように組んでみる
ポイントとしては、長三度や七度を使わず、ルート・オクターブ上・五度、長九度を中心に組んだことです。
これにより、ある程度どんな和音の上でもシーケンスが一発でならせるので便利です(構成音がぶつからないため)
おまけ:かなりぐちゃぐちゃなシーケンスも組めます
別音色で、変な感じで組んでみました。1音ならしてますが、和音でならしたりしても、調性が吹っ飛ぶようなカオスなサウンドが楽しめるかもです。シーケンス系プリセットにも、音程が複雑すぎて、キーに合わせにくいものもありますね。
あとがき
全体的に音色づくりの自由度もありますが、ステップシーケンサーだけでも、いろいろ遊べるという印象でした。ぜひ、パッチだけでなく、シーケンスもオリジナルなものに挑戦してみてください。
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